舞妓の魅力

歩く日本の伝統文化

華やかな着物を身にまとい、美しい日本髪を結いあげ、おしろいに紅をさし、京都の花街をはんなりと練り歩く姿で街行く人の視線を釘付けにする舞妓。

その姿を目にした人は皆、日本の伝統美を実感できた、という喜びを感じます。

新しいものが良いものとされ、次々に消費されていく現代社会に生きる人々にとって、古来より愛され、守られ続けてきた伝統文化に触れる機会を与える存在であるということは、舞妓の大きな魅力であるといえるでしょう。

上品な身のこなしは最高の女子力

舞妓が主に着物を着用しているのは言うまでもありません。着物を着用したことがある人は、動きが制限され、普段通りの所作がとれない不自由さを感じたことでしょう。

しかし、この着物がもたらす不自由さは歩き方を始めとした日常のすべての所作を上品にするのです。

たとえば、着物では大股で歩くことはできません。また、帯によって腹部が締め付けられているため、食べる量にも影響します。

この不自由さに舞妓は日常から慣れているため、自然と上品な動作が身につくわけです。

舞妓の動作にはゆったりとした女性らしい美しさが感じられ、これが舞妓の魅力をさらに倍増させています。

京ことばのネイティブスピーカー

伝統芸能の継承者

舞妓は日本舞踊や小唄、お琴に三味線、尺八など日本の伝統芸能の稽古に日々励み、修得し、宴席で客に披露することで多くの人にその魅力を伝えるという重要な役割を担った存在でもあります。

国内のみならず、海外に日本文化の魅力を広める国際社会への貢献も期待されて久しくなりました。

長い歴史の中で、先輩から後輩へと脈々と受け継がれる伝統の灯を絶やすことなく次の世代に伝える立場であるということは、舞妓をするうえで、大きなやりがいとなるはずです。