マジシャンのつらいこと、大変なこと、苦労

ときには盛り上がらないステージも

マジシャンがマジックをすることの最大の目的は「見てくれるお客さんを楽しませること」。

ステージを観に来てくれたお客さんが自分の繰り出すワザのひとつひとつに驚いたり感動したりしてくれることは何よりも幸せなことで、次もがんばろうと思えるパワーの源になっています。

しかし、仕事をしていくなかでは、そうやって盛り上がるステージばかりではないという厳しい現実もあります。

お客さんが少なくてシーンとした雰囲気のまま進行しなければいけないときもありますし、お客さんに協力を求めるマジックのときに冷たい反応が返ってくることもあります。

ときには野次がとんだり、途中で退席されてしまったりすることもあるのです。

ステージがうまくいかないときでも最後までエンターテイナーとしての誇りを持ち続けて、少しでも盛り上げようと努力し続けなければいけないのがマジシャンの宿命です。

強いメンタルが求められるのは間違いないでしょう。

地道な営業活動が大切

マジシャンの仕事は、基本的には、自らを積極的に売り込む営業活動をすることで獲得できるものです。

芸能事務所に所属している場合でも個人で活動している場合でも、飲食店やホテル、お年寄り向けの施設などにとにかく地道に足を運ぶことで少しずつ仕事を獲得することができます。

「受け身でいても定期的に仕事が入る」というようなことは、よほどの売れっ子マジシャンでもない限り、ありえないと思ったほうがよいでしょう。

人脈を広げながらひとつひとつの仕事を真剣にこなし、評価を積み重ねることでようやく生活ができるだけの収入を得ることができます。

マジシャンとしてやっていくためには、地道な営業活動が欠かせないのです。