マジシャンになるには

実力と人気が全ての世界

マジシャンになるために何よりも大切なのは、お客さんを喜ばせられるマジックの実力です。

優秀な大学を出ていても難関資格を取得していてもあまり関係はなく、

・たくさんのマジックができるか
・オリジナルのワザがあるか
・ステージを盛り上げられる演出力やトークの能力があるか

などが何よりも大切なポイントになります。

そのため、マジシャンをめざす人がすべきなのは、まずはひとつでも多くのマジックを身につけることです。

基本となるトランプを使ったマジックや物を隠すマジックから、自分にしかできないオリジナルのマジックや人目を引く大掛かりなマジックまで、とにかくたくさんの引き出しを持つことが大切です。

マジックのワザを身につけるには、本や動画の教材などを使って独学で勉強するという手もありますし、マジシャンが集まるバーやマジックサークルに出入りして誰かにワザを教えてもらうという方法もあります。

また、すでにマジシャンとして活躍している人のアシスタントになり弟子として働きながら指導を受けることで、より確実にスキルを身につけることができます。

マジックを教えてくれるスクールや通信講座もあるので、こういった講座を上手に活用するのも良い方法です。

地道な営業活動からスタート

実力がついたら、一人前のマジシャンとして活動するためにまずは営業活動を行う必要があります。

芸能事務所に所属するか、個人でフリーランスとして活動するかは、自分の思い描く働き方に合わせて選択すると良いでしょう。

活動を始めるにあたっては、芸名をつけたりステージ衣装を用意したり決め台詞を作ったりして、少しでもお客さんの記憶に残るように自分のキャラクターを際立たせる工夫が必要です。

マジシャンの営業活動先として多いのは、ホテルや飲食店、お年寄りや子ども向けの施設です。

クリスマスパーティーや歓迎会のようなイベントの際に呼ばれることが多く、一度ステージに出て評判が良ければ定期的に仕事が入る可能性が高まります。

努力の甲斐あって売れっ子マジシャンとなりテレビ番組や大型のイベントに呼ばれる機会が増えてくるとプロのマジシャンとして安定した収入が見込めるようになりますが、ここまでたどりつくのはとても大変なことです。

ベテランのマジシャンとして余裕のある生活を送れるようになるまでには、長い道のりがあるということを覚悟しておいたほうがよいでしょう。