救急救命士になるための学校(大学、専門学校)

救急救命士養成校とは?

救急救命士は国家資格であり、この資格を得るためには国家試験に合格することが必要になります。

救急救命士国家試験には、いくつかの受験資格が用意されています。そのひとつが、「救急救命士養成校」といわれる学校で所定の単位を習得することであり、これは救急救命士法で義務付けられています。

つまり、救急救命士になるための学校とは、救急救命士にとって必要となる基礎的な医療知識、技術、体力などを十分に身に付ける場所になります。

救急救命士養成校としては、おもに専門学校が指定されています。しかし、救急救命士の需要が高まっている近年では、大学に救急救命士養成コースが開設されるケースも珍しくありません。

救急救命士養成校の選び方は?

救急救命士養成校には、大きく「大学」と「専門学校」の2種類の学校があります。

選ぶ際のポイントをいくつかご紹介しましょう。

救急救命士養成コースのある大学

学費面で問題がなく、先のことまで考えるのであれば大学に進学するのがおすすめです。

救急救命士は国家資格取得後、ほとんどの人が各都道府県の消防官採用試験を受け、その試験に合格することによって消防官になるところからキャリアをスタートします。

大学卒の場合、最初から基本給で差が付けられているほか、昇給しやすくなるメリットもあります。

また、公務員の場合、同期と比べて最終学歴の高い方が先に出世する傾向があるため、大学を出ておいて損はないでしょう。

また、仮に消防官採用試験に落ちてしまったとしても、大学卒のほうが就職先(民間企業等)が見つかりやすいというメリットもあります。

専門学校

救急救命士養成校の専門学校は少数ですが全国に点在しており、そちらでも救急救命士国家試験の受験資格を得ることができます。

専門学校は、大学と比較して入学しやすいのが大きなメリットです。

また、大学と比べて短い年数で卒業できるため、1日でも早く現場に出て働きたいという人は、専門学校を選択するとよいでしょう。

ただし、2年の間にかなりのことを勉強しなければならないため、密度の濃い学生生活を送ることになります。あまり自由な時間がとれない可能性もあるため、その点については覚悟しておいたほうがよいでしょう。