空間デザイナーの資格

空間デザイナーに資格は必要ない?

手掛ける仕事が幅広い空間デザイナーの仕事ですが、そもそも「空間デザイナー」という資格はなく、その他にも特別必要な資格はありません。

当然、現在活躍している空間デザイナーも資格を持っていない人が大半です。

とはいえ、自己価値を高めるために関連する資格を持っていることは決して損なことではありません。

ここでは、空間デザイナーが持っていると役に立ったり、有利に働くことがある関連資格をいくつか紹介しましょう。

一番近い資格は「空間ディスプレイデザイナー」

空間デザイナーの仕事に一番近い資格が「空間ディスプレイデザイナー」の資格です。

日本デザインプランナー協会(JDP)が主催する民間資格で、2級〜1級まであり誰でも受験することができます。

年に5回ほど実施され、在宅での受験が可能(期限までに回答用紙を送付)なことから、比較的取得しやすい人気の資格でもあります。

色彩、照明、配置、演出などの問題が出されますが、自宅で調べながら回答も可能なため、難易度は高くなく、入門的に受験するにはおすすめの資格です。

日本デザインプランナー協会 空間ディスプレイデザイナー認定試験

難易度高め「インテリアコーディネーター」

空間デザイナーに関連する資格で一番難易度が高いのが社団法人インテリア産業協会が主催する「インテリアコーディネーター」の資格です。

毎年10月から12月に試験実施され、受験資格は特になく、誰でも受けることができますが、その合格率は20%から26%前後と簡単な試験ではありません。

一次試験の学科では、インテリアデザインの歴史から、設備環境、コーディネートの提案に関する問題まで広範囲にわたって出題されます。

ここでの合格率は30%ほど。

それを通過した人のみが、論文、プレゼンテーションがある二次試験へ進むことができます。

難しいだけあって事前に学校に通うなどそれなりの準備が必要ですが、資格取得後は仕事の幅が広がるだけでなく、インテリアコーディネーターとしても活躍することが可能です。

インテリア産業協会 インテリアコーディネーター試験

デザイナーならある意味必須「色彩検定」、「カラーコーディネーター」

デザイナーという職業ならやはり色彩感覚は必須。

色の法則や色彩センスを磨くためにも、色彩検定やカラーコーディネーターの資格は持っていて損はありません。

いずれも夏季と冬季と年に2回開催され、誰でも受験できることから取得しているデザイナーも少なくありません。

3級〜1級まであり3級は合格率も60〜70%前後と高め、独学でも十分クリアできるラインです。

色彩感覚に自信がないという人にはうってつけの仕事でもあるでしょう。

カラーコーディネーター検定試験

ちなみに上記に挙げた資格はすべて、女性の割合が70%以上と高めになっています。