空間デザイナーになるには

資格を持っている空間デザイナーは全体の約半数以下

空間デザイナーの資格というのはありませんが、近いところで「空間ディスプレイデザイナー」の資格があります。

しかし、実際に空間デザイナーとして活躍している人が全員持っているかというとそんなことはありません。

資格などなくても引っ張りだこの空間デザイナーは多く、どちらかというと実績やキャリアが少ないデザイナーが自身の価値を上げるために取ることが多いようです。

とはいえ、やはり資格は持っていないよりも持っていた方が有利。

クライアントに安心感を与えることもできますし、自分のスキルアップにもつながります。

現在インテリアデザイナーを目指しているという人なら、関連する資格は取っておいて損はないでしょう。

通うならどちらがベスト?美術大学と専門学校の違い

美術大学なら空間デザイン学部やインテリアデザイン学部、専門学校でも同じような学部を用意している学校が多くあります。

空間デザイナーを目指すうえで、美術大学と専門学校とどちらに通うのが良いのか悩む人もいるでしょう。

かかる学費や、年数も変わることから一概にどちらがおすすめとはいえません。

それぞれの特徴を比較し、より自分に適した方法を選ぶのが良いでしょう。

美術大学

・入学試験があり、倍率は最低でも3倍以上になる
・予備校に通うなど、試験用の専門的勉強が必要
・学費が年間120万〜180万近くかかる
・短期大学がある美大は少なく、卒業までに4年かかる
・空間デザインの勉強だけではなく、さまざまな基礎
・美大卒の学歴は就職にかなり有利

専門学校

・試験なしで入れる学校が多い
・学費は年間100万〜180万近くかかる
・基本は2年間で卒業の学校が多い
・短期集中で空間デザインを学ぶため、課題などはハードだが、その分社会に早く出れる
・就職先の斡旋などはとても協力的

デザイン事務所に、メーカー勤務、就職先はさまざま

空間デザイナーの就職先というと、デザイン事務所が真っ先に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

実際、デザイン事務所に就職する人はたくさんいます。

ほかに、メーカーや飲食チェーン、ハウスメーカーなどに勤務する人も少なくありません。

大手になると、デザインを外注に出さず、社内ですべて担当し、経費を節減する企業も多くあります。

いわゆるインハウスと言われる社内のデザイン部には、グラフィックデザイン担当から空間デザイン担当まで、さまざまなデザイナーが働き、デザイン部だけで60名以上という会社もあります。

もちろん、どこにも就職せずフリーランスで働く空間デザイナーもいます。

仕事上、男女差で何かが決まることはなく、各自の実力のみで就職先も仕事も決まります。

それゆえ、女性でも活躍している人がとても多い職業のひとつです。

探せば探すほどいろいろな就職先が見つかるので、まずは自分のやりたい分野を決めるところからスタートするのがよいでしょう。