公認会計士の資格

公認会計士は国家資格

公認会計士は、「国家資格」を持っている人だけが就くことができる職業です。「国家資格」というのは国の法律に基づいて与えられる資格で、この資格がない人が商売として仕事をすると法律違反になります。

公認会計士以外にも「医師」や「弁護士」「美容師」なども国家資格にあたります。国家資格を取得すると、専門性の高い知識や技術を身につけていることを証明でき、社会的な信用にもつながります。

資格取得までの3つのステップ

公認会計士の国家資格をとるためには、3つのステップを踏まなければいけません。

第一段階は、毎年行われている公認会計士の筆記試験に合格することです。

試験の内容は「短答式」と呼ばれるマークシート形式のものと、「論文式」と呼ばれる記述形式のものがあります。「短答式」試験に合格できた人だけが、後日「論文式」の試験を受験することができます。

この筆記試験で問われるのは、会計に関するさまざまな分野の知識です。必ず受験しなければいけないのは「会計学」「監査論」「企業法」「租税法」の4科目で、この他に「経営学」「経済学」「民放」「統計学」のなかから1科目を選択して受験します。

受験資格には年齢や学歴などは一切関係なく、誰でも受験することができます。ただし、この筆記試験は難関で、合格者は毎年10%以下という厳しい数字になっているため、しっかり対策をして受験することが必要です。

筆記試験に受かったら、第二段階として、2年以上の現場での業務補助経験が必要となります。監査法人や会計を専門的に行っている企業に就職して、実際の仕事を通して公認会計士としての実践的な知識や技術を身につけます。

この補助業務が終われば、いよいよ最終段階。日本公認会計士協会が行う修了考査(筆記試験)を受けることになります。修了考査に合格したら、ようやく公認会計士の資格取得者として登録することができます。