公認会計士をめざす年齢

合格者は20代〜30代がほとんど

公認会計士の資格試験には、受験条件がありません。そのため、受験者の年齢は実にさまざまです。平成24年度の受験者を見てみると最低年齢は18歳、最高年齢は59歳となっています。

しかし、受験者の年齢がさまざまとは言っても、やはり試験を受ける人たちのほとんどが20代から30代の若者です。実際に平成24年度の合格者は20代が77.1%、30代が20.4%を占めていました。

大学生や大学院生が公認会計士への就職をめざして受験するケースや、若手の社会人が転職をめざして受験するケースが多いようです。

年齢が若いほうが有利なことも

若い世代の受験が中心になる理由として、公認会計士の資格をとるために長い期間が必要とされることがあげられます。

公認会計士は、筆記試験に合格したらすぐに資格を取得できるというわけではありません。難関と言われる“筆記試験”に合格できたら、次は監査法人や会計を専門にする企業で2年間以上の“業務補助経験”を積まなければいけません。

その後、年に一度行われる「修了考査」と呼ばれる筆記試験を突破できた人だけが、ようやく公認会計士として登録できます。

全てのステップをクリアするためには3年〜5年を必要とするため、少しでも年齢が若いうちに最初の筆記試験を突破したいと考えて挑戦する人が多いのです。

また、公認会計士を採用する側の企業や監査法人としても、できるだけ年齢の若い人を採用したいと考えている場合があります。同じ試験の合格者であれば、40歳で合格した人よりも大学在学中に20歳で合格した人のほうが、将来性があると考えられがちです。

こうした事情から、若いうちに資格取得をめざすほうが有利だと考えている人はたくさんいるのです。

ただし、会計業務に携わっていた、経営戦略の仕事をしていた、というような経験をもつ社会人の場合は、その経験を活かした公認会計士として活躍できる可能性もあります。

年齢は若ければ若いほど有利、というふうには一概には言えないのも事実です。