公認会計士をめざすための大学・大学院・スクール

専門学校のメリットとリスク

公認会計士の試験を突破するために学校で学ぼうと思ったとき、大きくわけると2つの学習の方法があります。

1つは、民間の専門学校を利用する方法。公認会計士の受験対策講座を行っている民間の専門学校は全国各地に数多く存在しています。講習期間は平均的に1〜2年ですが、長いところでは4年制のカリキュラムを組んでいるところもあります。

通学して実際に講師の授業を受けるコースと、通信講座を使って在宅で学習するコースがあり、受講者のそれぞれの生活スタイルや予算にあわせて選択することができます。

専門学校を選ぶメリットは、公認会計士の受験対策に完全に特化したカリキュラムを組んでいるため、効率よく勉強できるということです。

一方で、会計の知識以外のことを身につける機会がないので、万が一にも途中で公認会計士をあきらめることになって方向転換を迫られた場合のリスクを考えた上での決断が必要です。

大学・大学院のメリットとリスク

もう1つの方法としては、会計の知識を学べる大学を利用する方法があります。大学の経済学部・商学部などがこれにあたります。

さらに最近人気が高まっているのは、「会計職専門大学院(会計大学院)」という大学院です。

これは、会計のプロフェッショナルを養成するための大学院として平成16年から作られ始めた教育機関であり、国立・公立・私立を問わず全国にさまざまな会計大学院があります。

会計大学院を選ぶメリットは、決められた単位を取得して修了すると、公認会計士試験の一部の科目が免除されるということです。

また、万が一にも公認会計士をあきらめることになっても、大学院卒業という確実な学歴を手に入れることができるのは、もうひとつのメリットでしょう。

ただし、会計大学院には入学試験があるため、入学を希望する場合は受験対策をすることが必要です。

公認会計士をめざす人のなかには、昼間は大学や大学院に行き、夜間は民間の専門学校に行って勉強するという「ダブルスクール」で合格をめざす人もいます。