航空整備士の役割

航空機の安全を守る裏方的存在

航空機は数多くの部品から成り立っており、そのうちひとつたりとも無駄なものはありません。

また航空機を安全に確実に飛ばすには定期的に各部品の点検を行い、必要に応じて修理や交換などを行うことが必要となり、専門知識と技術を持ってその作業を行うのが航空整備士です。

航空機の整備は、毎回フライト前に日常的に行う「ライン整備」のほか、一定の飛行時間を超えた際に行う「ドッグ整備」などいくつかの種類に分かれますが、いずれにしても航空整備士は航空機の安全を守る裏方として非常に重要な役割を担っています。

航空整備士は国家資格が必要な仕事であり、より上の資格を取ることで、業務に携われる範囲や機種も増えていきます。この仕事は「一生勉強」といわれるだけあって、働きながらも新たな知識と技術を身につけようとする姿勢が欠かせません。

このように、個人のスキルアップが求められる責任ある仕事ですが、忘れてはならないのは、自分一人だけで全ての整備ができるわけではないということ。仲間たちと協力し、時間内に確実に整備を終えることが大切なのです。

航空機の製造に関わることも

整備ではたくさんの部品を扱うため、場合によっては海外のメーカーに外注することもあります。一般の整備士から主任者になれば、自ら海外メーカーとのやりとりや出張をして整備状況を確認するなど、仕事の幅も広がります。

また、航空機の製造を行うのは航空機メーカーですが、現在では時代と共に新技術がどんどん導入されるようになっていることから、航空機開発の現場に航空整備士も参加することがあります。

単純に手を動かして整備を行うだけではなく、新たな技術に対する強い好奇心や向学心などが求められるようになっています。