一等航空整備士と二等航空整備士の学校

専門学校で一等航空運航整備士を目指す

かつて、国土交通大臣指定の航空従業者指定養成施設校で取得できる航空整備士の資格は「二等航空整備士」が最高レベルとなっていました。

この養成施設の卒業生たちは整備会社に就職したのち、業務経験を積みながら「一等航空運航整備士」や「一等航空整備士」の資格取得を目指す流れが一般的でした。

ところが2007年になると、航空整備士養成施設の伝統校である中日本航空専門学校などが、一等航空運航整備士コースを新たに設置。

このコースでは、3年間の間に一等航空運航整備士の学科試験に合格し、さらにはJALグループやANAグループのインターンシップ実習を経験することで、大型機の点検業務や確認行為ができる「一等航空運航整備士(ボーイング767が中心)」の資格取得を目指せるようになっています。

他にも2013年3月現在、日本航空専門学校や国際航空専門学校に一等航空運航整備士の取得が目指せる学科・コースが置かれています。

これらの卒業生は、インターンシップを受けた企業グループへの就職が前提となっており、入社後の早い段階から一等航空運航整備士としての役割を担うことが期待されています。

二等航空整備士、二等航空運航整備士が目指せる学校

上記に挙げた航空専門学校には、従来の二等航空整備士コースや二等航空運航整備士コースも引き続き設置されています。こちらも3年制が基本となっており、中日本航空専門学校などでは飛行機コースだけでなくヘリコプターコースも用意されています。

就職に関していえば、難易度の高い一等航空運航整備士コースで学んだ卒業生が最も有利といえますし、早くから活躍できる可能性は高いです。

ただし、各整備会社ではまだ二等航空運航整備士以上の資格取得者も積極的に採用しており、入社後の努力次第で一等航空運航整備士や一等航空整備士を目指すことも可能です。

在学中に一等航空運航整備士を目指すには相当の勉強量が必要となるため、あとは自分にどれだけの覚悟があるかや、各コースのカリキュラムなどを比較して、進学先を決定するのがよいでしょう。