航空管制官の面接・身体検査

面接があるのは第2次試験

航空官採用試験では第1次試験と第2次試験があり、まず適性試験や筆記型の教養試験、外国語試験にパスした人のみ、第2次試験に進むことができます。

第2次試験では面接が実施され、外国語(英語)での面接と日本語での個別面接(人物試験)の2種類があります。

外国語試験の面接について

第2次試験の外国語試験では、聞き取り、いわゆる「リスニング」テストが行われます。それに加えて、英会話の面接試験にもクリアしなければなりません。

面接試験の内容は、短い文章が書かれたカードを読み、その内容を記憶したうえで、試験管が出す5つの質問に答えるというものです。これは、英検3級以上の面接試験で行われるような方法と似ているので、英検3級以上を受験して慣れておくと良いかもしれません。

人物試験について

日本語での面接は、「どんな人柄なのか?」「対人能力はあるのか?」などについてチェックするためのものです。受験者が事前に面接用紙に記入した内容に基づいて進められていきます。

面接官は、現場で働いている航空管制官の場合が多いようです。あまり緊張し過ぎず、自然体で臨みましょう。

身体検査はどんなもの?

「航空管制官採用試験」では、第1次試験として身体検査が実施されます。具体的には、胸部エックス線撮影、血圧、尿、そのほか一般内科系の検査です。

身体測定もある

また、これらの検査のほかに身体測定も実施されます。内容としては、視力、色覚、聴力の測定です。いずれもよく学校などで受けるような、一般的な方法です。

この検査では、
・眼鏡等の使用の有無を問わず一定視力に満たない場合
・色覚異常のある場合
・片耳でも、一定以下の失聴がある場合
などが行われます。

以前は裸眼の視力が一定上あることが採用の条件になっていましたが、現在はメガネやコンタクトの矯正視力が一定以上あればよいとされています。

視力、色覚、聴覚が以下に該当する場合には、不合格となります。

<矯正眼鏡等の使用の有無を問わず、視力が次のいずれかに該当する者>
・どちらか1眼でも0.7に満たない者
・両目で1.0に満たない者
・どちらか1眼でも、80センチメートルの視距離で、近距離視力表(30センチメートル視力用)の0.2の視標を判読できない者
・どちらか1眼でも、30~50センチメートルの視距離で、近距離視力表(30センチメートル視力用)の0.5の視標を判読できない者

<色覚に異常のある者>

<片耳でも、次のいずれかの失聴がある者>
・3,000ヘルツで50デシベル以上
・2,000ヘルツで35デシベル以上
・1,000ヘルツで35デシベル以上
・500ヘルツで35デシベル以上