高校教師の資格

教師には教員免許状が必要

高校教師になるためには高等学校教員免許状が必要となります。小学校の教員免許状と異なり、目指す科目によって取得すべき単位は異なるので注意しましょう。

一般的には大学在籍中に免許を取得します。教員免許に必要な単位は全国共通なので、大学を中退しても別の機関で単位を持ち越すことができるのが利点です。

注意点は取得単位が膨大で、大学1年生の頃から単位取得に向けて時間割を考えなければなりません。大学では基本自分がとりたい授業をとって、個人が自由に時間割を作ることができますが、教職を目指すのであれば、多くの授業が教職単位を取得するためのものとなるでしょう。

在学中に必要単位を取得

単位には必須単位と自由単位の二つがあり、必須単位は教師になるに向けての心構えや生徒への関わり方、心理学などを学ぶこととなります。自由単位は、自分が目指す科目を中心に取ります。

例えば国語教師を目指す学生と社会科教師を目指す学生との単位内容を比較してみましょう。

※単位名はイメージです。実在とは異なります。
<国語教師を目指す学生>
必須単位
・心理学
・教育指導論
自由単位
・習字
・国語表現法
・日本文化論

<社会科教師を目指す学生>
必須単位
・心理学
・教育指導論
自由単位
・東洋学
・西洋学
・地理学

このように目指す科目によって自由単位が異なってくることが分かります。また、大学四年制になると、養護学校、介護施設、教育実習の三つが必須単位となります。

養護学校では障害者と触れあい、介護施設ではお年寄りの世話を学び、教育実習では本格的に高校の教壇に立つこととなります。これらの単位を余すことなく取得することで、大学卒業時に教員免許状が授与されます。

二つの免許を取得することも可能

補足ですが、授業の組み立て方法によっては国語教員免許と地理歴史教員免許を同時に取得することも可能です。ただし、多くの学生は必要取得単位が膨大になることに気づき、途中で挫折するか、1留して取得することとなります。

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