高校教師の教育実習で学ぶこと

教育実習で勉強すること

教育実習では自分が取得したい教職免許の授業を行います。期間は二週間から三週間で、これは中学、高校両方の免許を取得する方は三週間、高校のみであれば二週間です。

基本は母校が受け入れてくるかと思いますが、なんらかの関係で母校が受け入れてくれなかった場合は、何のゆかりもない高校で実習をすることになります。

教育実習で勉強する主なことは下記です。
1.授業の組み立て方法
2.プリントの作り方
3.教壇に立って、授業をする上での事前準備

1.授業の組み立て方法

授業の組み立て方法に関しては一時限おそらく50分ほどあるかと思いますので、その時間配分が主になります。早すぎたら次の課に行ってしまいますし、おそすぎたら、規定の課まで行けなくなってしまいます。

また、学校によっても違いますが、数クラスを受け持ち、同じ授業の内容にしなければなりません。例えば、一組だけが進んで二組と三組が遅れをとっている。などと言ったことが起きてしまわないようにします。

このように進行具合は、慣れないうちは勘を掴むのに苦労します。

2.プリントの作り方

プリントの作り方は、各教員によっても異なりますのでなんとも言えない部分があるのですが、基本は何分間でやらせて、回答はどうするのか。単なる宿題にするのか、それとも授業内でみんなで答え合わせをするかなどです。

しかし、指導教師の中にはプリントを生徒にやらせることを良く思っていない方も大勢います。つまり、プリントは1のような授業の進行具合を調整するために利用したり、また復習のために利用するので、教育実習生はやるべきではないということです。

3.教壇に立って、授業をする上での事前準備

3に関してがおそらく教育実習の肝となるかと思います。授業を行う範囲は決められているので、そのどこの部分を重点的に説明すればいいのかなどを考えます。

日本史を例にあげると、ただ起こった歴史を読むだけだと授業など10分もあれば終わってしまいます。そこで、「生徒たちにはこの戦を詳しく説明しよう」や、「この将軍が行った政策をクローズアップしよう」と自分で決めなくてはなりません。

そして指導教員に本日行う授業の流れを説明し、それが理にかなっていればOKです。

このように教育実習では本格的な授業づくりを一から行います。授業を考える上で重要なのは、「どのような話ならば、生徒たちはしっかりと聞いてくれるのか」「生徒たちの関心を引くのはどのようなところか」を考えることです。

生徒あっての授業であり、教師です。そして、その生徒が授業中居眠りや談笑などしていたら、やはり教鞭をとっている方にしてみたら心が痛みます。授業を組み立てるにあたっては、生徒の視点に立つことも大切になるでしょう。

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