広告宣伝の仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介

広告宣伝の使命とは

広告宣伝の使命は、各種メディアを通し、自社の商品やサービスを消費者に知ってもらうことです。

直接売り上げに繋がるような働きかけをすることもあれば、自社のイメージや商品・サービスのブランドイメージを高めるような広告展開をすることもあります。

広報やPRとは違い、会社の予算を使ってメディアに広告を出稿します。そのため売上や話題性など、目に見える結果を出すことが求められる職業です。

下準備の業務が重要

デザイナーやタレント、マスメディアと仕事をすることから華やかだと思われがちな仕事ですが、実際は社内と関係各所との根回しがメインの業務です。

また、どの層にどうアピールするのが効果的かを調査するマーケティング業務が欠かせません。

広告宣伝の業界用語で5Mという言葉があります。これは「ミッション」「メッセージ」「メディア」「マネー」「メジャメント」の頭文字のMを指します。

それぞれ目的と使命、それを達成するための内容、それを発表するための媒体、それを遂行するためのお金、成果の測定、を表しています。

緻密なマーケティングを通し、これらを割り出していきます。

次に、決定された5Mに基づき詳細な企画書を作成します。広告展開成功の鍵を握る基礎部分であるため、じっくりと時間をかけて練り上げます。

実際のクリエイティブ業務へ

企画書が出来上がったら、それを基に実際の広告を作り上げる作業に移ります。

具体的には、企画内容にマッチしたクリエイターをキャスティングします。クリエイターと広告イメージを打ち合わせ、アイディアを具体的な形にしていきます。

特定のタレントの使用が企画作成段階で決まっていることもあれば、クリエイターとの打ち合わせの結果イメージが固まり、具体的なタレント名が挙がることもあります。

キャストが決まったら、タレントの所属プロダクションと交渉をし、ギャラやスケジュールを決定します。

一般的に大企業の広告宣伝部門で、予算が大きい企画の場合は、クリエイティブ業務の部分を広告代理店に任せてしまい、企画や立案だけすることもあります。