広告制作会社社員のつらいこと、大変なこと、苦労

生みの苦しみと向き合って

広告制作の仕事には大きなやりがいがありますが、世間から注目してもらえるような魅力的なCMやポスターを作り続けるのは決して簡単なことではありません。

ときには良い案が浮かばずに仕事から逃げ出したくなることもありますし、制作が佳境に入るとあまりの忙しさから食事を満足に取ることもできず寝不足の日々が続くことも珍しくありません。

また、自分のなかで「最高の作品ができた!」と思ってプレゼンテーションをしたものに対して、辛辣な評価を受け自信をなくしてしまうことだってあります。

キャリアを重ねていくうちに、若い人の新しいセンスや柔軟な発想にギャップを感じて悩むこともあるでしょう。

それでも、集中力を切らさずにしっかりと仕事に向き合い、自分のセンスやアイディアをフルに引き出しながら納品に間に合うように広告を仕上げなければいけません。

さまざまな不安を抱くことがあっても、それすらも楽しめるくらいのポジティブな姿勢を保つことが広告制作会社社員にはとても重要です。

自分らしさを発揮するために

広告制作会社の社員は、あくまでも企業や団体などのクライアントから仕事を請け負っている立場にあります。

入社当時は「自分のセンスを生かした映像を作りたい」とか「斬新なアイディアで世間を驚かせたい」という熱意や野望を抱いていても、実際に仕事をすると予算内でクライアントの要求を実現させることに手一杯で自分らしさを発揮できなくなるクリエイターが多いのが現実です。

「クライアントの望む作品のイメージ」と「自分にしかないセンスやアイディア」と「予算や納期の現実」をどのように融合させていくのか。

これは、この仕事に携わる人にとっての半永久的な課題といってもよいでしょう。

ときには自分の意見を通すためのしたたかさや相手の意見を取り入れる柔軟性も必要になるので、こうしたコミュニケーション能力を着実に磨いていくことも求められます。