広告制作会社の勤務・労働時間・休日・残業

フレックスの勤務が主流

広告制作会社社員の働き方の特徴としては、毎日定時に出勤退勤するのではなくて、その日の予定や仕事量に合わせてフレックス制の働き方をしている人が多いことがあげられます。

クリエイティブな仕事全般に共通することではあるのですが、「アイディアが浮かぶまで」「企画書ができあがるまで」「広告が完成するまで」あるいは「クライアントのOKがもらえるまで」仕事が終わらないという状況が多いため、定時で出勤退勤するという働き方は現実的ではありません。

自分の仕事の進行状況を確認しながら毎日の勤務時間のスケジュールを組んでいくことになります。

忙しいときには深夜残業をすることや家に持ち帰った仕事をすることもありますし、納品前は忙しくて睡眠や食事を満足に取れないこともあるようです。

ある程度タフな人ではないと続けていくのは難しいでしょう。

また、休日に関しては週休二日制としている企業もありますが、実際には担当している案件が片付くまではなかなか休むことができず、仕事が落ち着いてからまとめて休みを取るという働き方になっていることも多いようです。

労働環境の改善が求められる業界

こうした労働環境が当たり前になっている現状から、広告業界は一般的に激務だといわれています。

実際に、「広告制作会社でクリエイティブな仕事に携わりたい」という憧れを抱いて入社してきても、精神的・肉体的に追い詰められて数年で離職してしまうケースも珍しくありません。

また、2016年には、広告業界で働く若手社員の過労自殺の問題が世間で大きく取り上げられました。

業界全体としても働き方を考え直す時期に来ているといわれているので、今後は残業時間の短縮や有給の取得を積極的に推進する企業も多いのではないでしょうか。

これからこの業界に飛び込む人は、長時間化する労働環境に慣れてしまわずに、「自分が環境を改善していく」という意識や勇気をもつことも大切になってくるかもしれません。