女性の考古学者

女性でも考古学者になれる?

人気映画『インディー・ジョーンズ』シリーズを筆頭に、テレビや雑誌などさまざまなメディアを通して、私たちが遺跡や遺物の姿を目にする機会はとても増えています。

もともと考古学といえば「男性の仕事」というイメージが根付いていましたが、近年では考古学に興味を持ち、考古学者を志す女性も増えているのだそうです。

考古学者は他の多くの仕事と同様、男性でも女性でも同じように目指すことが可能です。世界中のどこかに眠ってる遺跡や遺物を発掘し、歴史の謎を紐解いていく考古学者はロマンあふれる仕事だといえます。

すでに世界各国で女性の考古学者が活躍していますが、この先、さらに女性考古学者の活躍が目立つようになっても何ら不思議なことではありません。

体力と忍耐が必要

とはいえ、もし女性が考古学者になりたいのであれば、まず考古学者の生活の実態を少しでも知っておくべきでしょう。

考古学者といっても、その活動内容は、ただ現場に出かけて発掘をするだけではありません。文献を読んで研究をしたり、自分で調査資料をまとめたりと、日々さまざまなことを行っています。

ただし、やはり考古学者の活動の中心は実地での発掘調査、つまりフィールドワークになります。

発掘調査はたいがい、過酷な環境下で行われます。もしエジプトなど海外に行くとなったら、日本とは異なる気象条件の下、強い日差しを浴びながら長時間作業を行わなければならないこともあります。

一方、真冬に凍えるような思いをしながら発掘調査を進めることもあります。

発掘では力を使うこともありますし、あまりキレイとはいえない環境で、土まみれにならなければならないこともあります。まったく体力に自信がない、汚れたくない、というようでは少し厳しいかもしれません。

ただし、ひと口に「考古学者」といっても、実際の活躍の場はさまざまです。

たとえば、博物館で学芸員として働く場合は、利用者への解説や展示準備が中心になるでしょうし、大学教授として考古学の講義を行う人もいます。

自分が考古学者としてどのような活動をするのかによって、体力がどの程度求められるかや、女性が活躍しやすい職場環境かどうかは変わってくるといえるでしょう。