広報への転職、未経験採用

広報の転職は簡単ではない

広報は、あらゆる業界のあらゆる組織において必要とされる仕事ですが、転職ということを考えると、その道のりは厳しいものになりがちです。

というのも、自社に広報部門を置いている企業は大手中心となっており、中小企業の場合は総務担当者や他の職種の人が、広報関連の仕事を兼務しているというケースも珍しくないからです。

たとえ広報部門がある最大手の企業でも、50人も100人も広報担当者が在籍しているということはほとんどなく、限られた人数で分業しながら仕事を進めているのが実情です。

もし、そうした企業で広報の人員が足りなくなった場合には、他の部門から配置転換で広報部門に回るというケースも多いため、外から参入するのは決して簡単なことではないのです。

経験者や強みのある人が採用されやすい

こうした背景もあり、中途採用での広報職は、経験者が優遇されやすくなっています。

同業界で広報としての経験がある人であれば、チャンスは大きく広がります。

もし違う業界で広報として働いていた場合でも、業務の基本的な考え方は共通する部分もあるため、それもアピールポイントになるでしょう。

広報は人気が高い職種であり、転職志望者も多くなっています。

多くのライバルの中で選ばれるためには、経験に勝るものはないと考えておいたほうがよいかもしれません。

どうしても広報として働きたいのなら

中小企業で「広報+α」としてやっていくのであれば、転職のハードルは多少下がるでしょう。

ベンチャー企業など、とくに小規模の組織では何でもこなせる人が重宝されやすいため、熱意次第で広報の仕事も経験できるチャンスはあります。

ただし、その場合であっても、営業力、マーケティング力、事務処理能力、あるいは業界内外での人脈など、何かしらの「強み」を持っている人が優先的に採用されやすいのは事実です。

とくにマーケティングは広報活動のベースになるため、その方面の知識がある人は目に留めてもらえるかもしれません。

そのほかの選択肢として、PR会社に入社してPRの基礎を学んだり、広報も兼務する総務の求人を探して、それらの環境で経験を積んでいき転職を目指すという道も考えられます。