皇宮護衛官採用試験の難易度・受験資格
皇宮護衛官採用試験の概要
平成24年度から、国家公務員採用試験の受験区分が変更となりました。皇宮護衛官採用試験に関しても、平成23年度まで大卒者と高卒者は同じ試験区分での受験となっていましたが、平成24年度からは「大卒程度」と「高卒程度」という区分になり、加えて武道有段者の選考採用試験が実施されています。
それぞれで受験資格が異なるため、注意が必要です。
皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)
皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)申込者数の推移
皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)の申込者数は減少傾向にあります。平成30年度の申込者数は1,476人となっています。
皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)合格倍率の推移
皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)採用倍率は年によってばらつきがあります。平成30年度は20.5%となっています。
平成30年の合格者数は72名でうち女性の合格者は15名となっています。なお、皇宮護衛官(大卒)の採用予定数は35人となっています。
平成30年度 皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)の概要
試験日 | ・第1次試験:6月10日(日) ・第2次試験:7月17日(火)~25日(水) |
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試験地 |
第1次試験札幌市、多賀城市、東京都、大阪市、福岡市 第2次試験札幌市、仙台市、東京都、京都市、福岡市 |
受験資格 | 1 昭和63年4月2日~平成9年4月1日生まれの者 2 平成9年4月2日以降生まれの者で次に掲げるもの (1) 大学を卒業した者及び平成29年3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者 (2) 短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び平成31年3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者 |
試験科目 |
第1次試験◇基礎能力試験 第2次試験・人物試験:人柄、対人的能力などについての個別面接 |
合格発表 | ・第1次試験:7月11日(水) ・第2次試験:8月21日(火) |
採用予定数 | 約35名 |
最終合格者数 | 42人(平成29年度) |
合格倍率 | 41.9倍(平成29年度) |
詳細情報 | 警察庁 皇宮護衛官採用試験 |
皇宮護衛官採用試験(高卒程度試験)
皇宮護衛官採用試験(高卒程度試験)申込者数の推移
平成30年の皇宮護衛官採用試験(高卒程度試験)の申込者数は、前年よりやや増加し、555人となりました。
皇宮護衛官採用試験(高卒程度試験)合格倍率の推移
皇宮護衛官は前年度より下降し、平成30年の倍率は直近10年の中で最も低い24.1倍でした。合格者数は23人でうち女性の合格者は9人となっています。
平成30年度 皇宮護衛官採用試験(高卒程度試験)の概要
試験日 | ・一次試験:平成30年9月23日(日) ・二次試験:平成30年10月22日(月)〜10月26日(金) |
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試験地 | <一次試験> 札幌市、多賀城市、東京都、大阪市、福岡市 <二次試験> 札幌市、仙台市、東京都、京都市、福岡市 |
受験資格 | <護衛官> (1) 平成30年4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して5年を経過していない者 及び平成31年3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者 (2) 人事院が(1)に掲げる者に準ずると認める者 ※下記のいずれかに該当する場合には不合格となります。 |
試験科目 |
一次試験<基礎能力試験(多肢選択式)> 二次試験<人物試験> 体力検査の内容基準に達しないものが一つでもある場合は、体力検査で不合格となります。 |
採用予定数 | 護衛官20名 |
合格倍率 | 43.3倍(平成29年度) |
合格発表 | ・第1次試験合格者発表:平成30年10月10日 ・最終合格者発表:平成30年11月20日 |
詳細情報 | 人事院 皇宮護衛官採用試験(PDF) |