国税専門官向いている人、適性

使命感を持って仕事をやり遂げる覚悟

専門的な知識や経験を駆使して問題を解決したり、新しいものを開発する仕事は世の中にいろいろとありますが、国税専門官の場合、専門性以外にも求められるものがあります。

脱税が行われていないか、税金の滞納をいかに徴収するかといったことは、調査される側にとってはやはりあまり気分のよいものではなく、たとえ悪質な納税者を相手にする場合でも、何かにつけて煙たがられることもあります。

しかし、国税専門官は、いかなり場面でも強い使命感と責任感を持って業務を遂行しなくてはなりません。

そのためには、税や法律の知識に加えて、強い精神力と体力が必要不可欠となります。

几帳面さと粘り強さ

国税専門官は、国税調査官のように、確定申告のチェックといった事務的な業務もあります。

細かく数字やデータを見ていく必要があるため、おおざっぱよりも几帳面な人に向いている仕事だといえるでしょう。

そして、地道な作業でも粘り強く、正確に物事を進めていく粘り強さが求められます。

税務行政に対する引き出しの多さも必要

国税専門官の職名は「国税調査官」「国税徴収官」「国税査察官」の3種類があり、税務署の業務をそれぞれが分担して行っています。

しかし、納税者の滞納率や脱税件数の減少でそれぞれの業務負担は容易に変動しますし、人事異動によって調査、徴収、査察の部署が変わり、新しい仕事を覚えなくてはならない場面もしばしばあります。

新卒で税務署に入った当初は国税調査官だったけれども、転勤の際に査察部に配属され、仕事の勝手がわからないといったことで悩む人もいるようです。

そうした場合にスムーズに新しい業務に馴染むためには、自分の手元の業務だけでなく、税務署全体の業務内容について知見を広げていくことが必要です。

経験が物をいう職業であるため、日々勉強を重ね、税務行政一般について自分の経験や知識を常日頃から広げる意識が求められます。