国税専門官採用試験の面接

国税専門官採用試験の面接カードとは?

国税専門官採用試験は、筆記試験の「第1次試験」と、人物試験や身体検査の「第2次試験」で構成されています。

人物試験は、いわゆる面接と同じようなものであり、その具体的な内容については各自治体の試験会場で若干の差はありますが、筆記の第1次試験の合格通知と一緒に「面接カード」が同封されており、必要事項を記入したカードを面接官が参考にしながら面接が進められる形になります。

民間企業の就職活動でいうところの履歴書とエントリーシートに当たるものがこの面接カードです。

志望動機、自己アピールなどの志望者の人物像を面接官が判断する際の材料となります。

面接が重視される背景は

人事院・国税庁が発表している平成29年度の国税専門官採用試験の受験案内を見てみると、筆記と面接の配点比率は筆記が7/9に対して、面接が2/9となっています。

国税専門官は高度な専門知識が必要な職業であるため、やはり筆記試験が重視されているのは納得できますが、面接の比重も決して小さくはありません。

その背景には、国税専門官は書類と睨み合うデスクワークであると思われがちですが、実際には納税者と直接面談する機会が非常に多いことが挙げられます。

また、とくに国税徴収官や国税査察官として働く場合、悪質な税金滞納者や脱税容疑者と向き合うことも多いため、一筋縄ではいかないケースも多々見られます。

そうした際に、場を混乱させることなく冷静に、なおかつ問題を解決させる方向に話し合いを持っていくための技量が求められます。

そうした意味でも対人能力の有無は重視され、それが面接において判断されると考えられるでしょう。

面接のポイント

国税専門官の面接では、どの仕事に就く場合も問われる「志望動機」のほか、「ストレス耐性」のチェックがなされることが多いとされています。

この仕事では大きなプレッシャーやストレスがかかるような場にもしばしば出くわすため、面接でも「ストレスを感じやすいほうですか?」や「自分なりのストレスの解消法は?」といった質問がなされることがしばしばあります。

ストレス関連の質問は、国税専門官の面接ならではといってよいでしょう。

ストレスがまったく溜まらないという人はめったにいませんが、面接官は、溜まったストレスをどう解消するのかを知りたいと考えています。

国税専門官にとっては、その日の仕事で抱えたストレスをずっと溜め込まず、しっかり気持ちを切り替えて翌日に出社できるかどうかということが、仕事を続けていくうえでのポイントとなります。

そうした面でも適性があるということを、面接で伝えられるように考えておきましょう。