国税専門官は激務?

基本的には定時勤務

国税専門官は国家公務員ですので、基本的には1日約8時間勤務、土日祝日は休日となっており、いわゆる有給休暇も年20日間保証されています。

民間企業ではコンプライアンスが叫ばれて久しい中、実際の労働条件に満足している人が少ないと言われており、それと比べるとやはり国家公務員の方が優遇されていると言えるでしょう。

忙しさは時期や部門によって異なる

とは言え、国税専門官は時期によっては非常に多忙になります。毎年2月中旬から3月中旬にかけての年度末は確定申告の時期ですので、全国の税務署が最も忙しくなると言われており、残業が発生することもしばしばだそうです。

また、国税専門官には調査部門、査察部門、徴収部門があり、それぞれ業務内容が異なりますので、時と場合によっては極端に忙しくなることもあります。

主に法人や個人事業主の税申告に携わる調査部門ではやはり年度末の確定申告の時期は残業が多くなりますし、脱税を摘発する査察部門では大規模な脱税を追跡するときには徹夜で証拠を探ることもあるようです。

また、近年では多くの地域で住民税などの滞納者数が増加していますので、徴収部門でも全体的に業務が過密していると言われています。

銀行や官僚、大学病院など、激務と言われている職場の多くは専門的な知識や高度な技術が必要とされており、国税専門官もその例には漏れません。しかし、多忙になる時期やケースがしばしばあるとは言え、そうした中でも国税専門官は比較的穏やかな勤務時間と言えるでしょう。

精神的にハードなことも

ただし、たとえ勤務時間が短い部署であったとしても、仕事が楽というわけではありません。

税金を徴収するという仕事は、徴収される人から見れば好まれるものではありません。たとえ人から嫌がられても、法の下でしっかりと業務を遂行することが必要です。

そうした意味では、精神的にタフであることが求められる仕事と言えるでしょう。