国税専門官採用試験の難易度、合格率、倍率

国税専門官の採用について

国税専門官採用試験とは

国税専門官になるためには、国税庁が行う国税専門官採用試験に合格することが必要です。

国税専門官になるには

国税専門官採用試験は毎年6月中旬から始まり一次試験は筆記にて教養試験、専門試験が行われ、二次試験では人物試験、身体検査が実施されます。

第一次試験は全国の国税局の管轄内でそれぞれ行われ、筆記試験に合格した場合のみ、面接などの第二次試験を受験することができます。

国税専門官採用試験の倍率と難易度は?

国税専門官採用試験の採用予定数は例年約800名〜900名前後となっており、試験の申込者数は約16,000人〜20,000人、最終的な合格者数は約2,000名前後となっています。

申込者数に対する合格者数の倍率は例年およそ6倍〜10倍となっているため、やはり難関な試験であると言えるでしょう。

近年では国税専門官の人数を増加させる目的で、採用予定者数を増加させ、受験可能な年齢を2歳引き上げるなどの緩和措置が講じられています。

筆記試験は難易度が高く、民法・商法などの専門的な知識が問われます。合格するためには時間をかけてしっかりと準備することが必要となります。

国税専門官申込者数

国税専門官の申込者数は、平成22年度をピークに若干減少の傾向にあります。平成27年度試験の申込者数は13,197人となりました。

国税専門官採用試験申込者数_27

国税専門官合格者数

国税専門官の合格者数は、平成20年をピークに減少に転じていましたが、平成25年度から大幅に増加し、平成27年度は3,291人となりました。なお、国税専門官の採用予定人数は1,211人となっています。

国税専門官採用試験合格者数_27

国税専門官合格倍率

受験者数の減少と、合格者数の増加のため、合格倍率が下がりました。平成27年度倍率は4.0倍となっています。
国税専門官採用試験合格倍率_27

平成26年国税専門官採用者男女比率

平成26年の採用者の男女内訳は、男性合格者734人、女性295人となり、男女比率は男性71.3%、女性28.7%となっています。

国税専門官採用者男女比率_26

平成28年 国税専門官採用試験の概要

試験日 ・第1次試験:平成28年5月29日(日)
・第2次試験:平成28年7月12日(火)〜7月20日(水)
試験地

第1次試験

札幌市、盛岡市、仙台市、高崎市、さいたま市、新潟市、松本市、名古屋市、金沢市、京都市、大阪市、松江市、岡山市、広島市、高松市、松山市、福岡市、熊本市、鹿児島市、那覇市

第2次試験

札幌市、仙台市、さいたま市、東京都、名古屋市、金沢市、大阪市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市

受験資格 1.昭和61年4月2日~平成7年4月1日生まれの者
2.平成7年4月2日以降生まれの者で、次に掲げるもの
(1)大学を卒業した者及び平成29年3月までに大学を卒業する見込みの者
(2)人事院が(1)に掲げる者と同等の資格があると認める者
試験科目

第1次試験

◇基礎能力試験(多肢選択式)
公務員として必要な基礎的な能力(知識及び知能)についての筆記試験
出題数は40題
知能分野 27題
 (文章理解11、判断推理8、数的推理5、資料解釈3)
知識分野 13題
 (自然、人文、社会13(時事を含む。)

◇専門試験(多肢選択式)
国税専門官として必要な専門的知識などについての筆記試験
出題数は70題
<必須>
2科目(16題)
(民法・商法、会計学(簿記を含む。)
<選択>
次の9科目54題(各6題)から4科目24題選択
(憲法・行政法、経済学、財政学、経営学、政治学・社会学・社会事情、英語、商業英語、情報数学、情報工学)

◇専門試験(記述式)
次の5科目(各1題)のうち1科目選択
憲法、民法、経済学、会計学、社会学

第2次試験

◇人物試験
人柄・対人的能力などについての個別面接

◇身体検査
主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む。)、尿、その他一般内科系検査

合格発表 ・第1次試験:平成28年6月28日(火)
・第2次試験:平成28年8月22日(月)
最終合格者数 3,291人(平成27年度)
合格倍率 4.0倍(平成27年度)
採用予定数 約1,200名
詳細情報 国税庁 国税専門官採用試験