国税徴収官の仕事内容

国税徴収官の仕事内容

国税徴収官は税金の滞納を解決する専門職です。本来納めるべき税金が滞納されている場合に、滞納者の資産や職業、家族構成などを調べた上で、法律に基づいて支払いを催促します。

滞納者の中にはスムーズに支払いを行わない悪質なケースもありますが、国税徴収官は冷静に税法に基づいた措置を講じると共に、滞納者一人ひとりに対して支払いプランの提案を行います。

増加する滞納者数

長引く不況で経済の低迷が叫ばれて久しい中、住民税などを滞納するケースが全国的に増加しています。中には理由なく滞納する悪質なケースも見られますが、やはりほとんどが経済的な理由から滞納しつつあるようです。

自治体によって滞納率は異なりますが、自治体の重要な歳入である税収が十分に確保できない場合には、税滞納整理として財産差し押さえなどに強制措置を講じるケースもあるようです。

そうした中で、国税徴収官の業務は今後も過密になるだろうと言われています。

特別国税徴収官とは?

特別国税徴収官とは、特に悪質な税金滞納者に対して税金の適正な徴収を行う特別徴収部門を統括する人のことです。国税局局長から辞令が与えられ、課長に相当する役職となります。

特別徴収部門に所属する徴収官は、一般的な国税徴収官では対応しきれないような悪質なケースを解決するため、差し押さえなどの厳しい措置を講じる場合もあります。

特別徴収部門は、全国各地に点在する税務署の一部に設置されており、首都圏や政令指定都市などの都市部を中心に見られます。

2012年には特別国税徴収部門の活躍を描く小説『トッカン -特別国税徴収官-』がテレビドラマ化され、大きな反響を呼びました。特別国税徴収部門は増加の一途をたどる悪質な税金滞納に対処するためのスペシャリストなのです。