国連職員の役割

国連の活動

世界中で起こる紛争や核問題、食料問題や難民、環境問題など、国連はさまざまな問題の解決を目指しています。

国連職員とは、国連事務局の他に、国連の下部組織や国際機関の職員のことをいい、その活動は国連加盟国、世界193の国々に広がっています。

世界遺産登録や保護でよく知られているユネスコも国連関係機関のひとつです。ユネスコは他にも、世界寺子屋運動など発展途上国の教育支援などにも取り組んでいますが、あまり知られていないかもしれません。

社会的な意義

国連は、国際平和と安全の維持、国家間の友好関係の構築や生活水準の向上、人権の推進等を任務としています。また、世界各地の難民の救済や保護、テロ対策、開発、核不拡散への働きかけなどの課題に重点をおく組織です。

具体的には、さまざまな国際機関で下記のような活動をおこなっています。
1.意見を表明できる“場”の提供
国連では、さまざまな問題解決のため、国際性と国連憲章により付与された権限により、国連総会、国連安全保障理事会、経済社会理事会、その他さまざまな機関や委員会を通じ、国連加盟国が自国の見解を表明できる場を提供しています。

2.問題解決のための資金調達・交渉

3.世界の“今”を伝える広報活動

4.問題解決のためのフィールド(現地)での支援
たとえばユニセフでは、現地での子供の保護や、戦争孤児などが入る施設運営を充実させるための仕組みづくりや復興事業などを行っています。

国連の期待される役割と責任

国連職員は、それぞれの目標に向けてイニシアチブをとり、外部との連携をとり円滑に進め、問題解決へと導く支援をする役割と責任を担っています。

すべて国連が主導してものごとを進めるのではなく、住民を主体にした、住民の手による復興をするための支援をするのです。また、これらを成し遂げるためにどのように公平性を保ち、また少数派や女性の意見も吸い上げることができるかということにも気を配ります。

このようにフィールド(現場)で問題解決を進めるためには、住民と国連職員との信頼関係が重要になり、そういった意味で国連職員はコミュニケーション能力や中立性、信頼関係を築ける『人間力』も必要とされる職業でもあるのです。