国連職員の職種

国連での勤務先とは

国連の本部はスイスのジュネーブに置かれています。またグローバル事務局としてジュネーブ、ウィーン、ナイロビに拠点があります。

その他、世界各国の首都に経済社会委員会という組織を置き、各地で働く国連職員を管轄しています。

しかしたとえジュネーブ本部所属だったとしても、業種や職種によっては世界各国を飛び回り、実務に当たる必要が出てきます。

また、業務上必要と見なされれば転属や転勤もありえます。

国連の専門機関の業種

国連の実働機関として、国連ファミリーとして位置づけられる国連事務局、多種多様な計画や基金、専門機関・関連機関があります。

UNESCO(教育科学文化機関)、WHO(世界保健機関)、世界貿易機関(WTO)などが一般的によく知られています。

金融関係の仕事の経験・知識がある人は、途上国に開発目的の出資をする世界銀行、国際復興開発銀行、国際金融公社など、金融系の機関でポストを探してみるのがいいでしょう。

また、農業・工業関係の経験・知識がある人は、国連食糧農業機関、国際工業開発機関といった機関だと、能力が発揮しやすいかもしれません。

法律関係のバックグラウンドがあれば、世界知的所有権機関、国際投資紛争解決センターに活路がありそうです。

その他に平和維持のための機関、航空や海事に関する機関、観光に関する機関まで、専門分野は非常に多岐に渡ります。

そのため国連では、多種多様な経歴や専門知識を持った人たちが、能力を活かす場を見つけやすいといえます。

国連関連機関での職種

国連職員の採用情報を掲載しているページ「United Nations Careers」では、国連内での職種に当たる8部門について、人材を公開募集しています。

その8つとは、「管理遂行補助」「経済社会開発」「政治・平和・治安」「情報システム・コミュニケーション技術」「法務」「広報」「会議運営」「安全・セキュリティ」です。

さらに業務上の役割で、募集は4つのカテゴリーに分けられます。「高度専門職」「一般職」「国別専門職」「フィールドサービス」です。

「高度専門職」は応募時に求められる経験年数によって、職種がP2-P7までレベル分けされています。グローバル事務局に所属し、世界各地に派遣されて専門分野に取り組むのはこの職種です。

「一般職」は基本的に現地採用で、庶務や清掃、警備、ビルメンテナンスなどが含まれます。

「国別専門職」は、現地で採用され、専門知識をもって採用国内で業務にあたります。

「フィールドサービス」は国連の現地業務遂行を、事務、技術、運輸などの点で現地サポートする業務です。フットワークの軽さが求められます。

まずは自分の能力と業種・職種のマッチングを考え、採用に至る道を探ってみましょう。