国連職員になるための留学

国連職員になるための留学とは

国連職員になるためには、国際機関で業務を遂行できる語学力、深い専門知識、また高いコミュニケーション能力が求められます。

これらを手に入れるための「留学」という考え方について、見ていきましょう。

国連職員に求められる語学力の水準

国連の公用語はアラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語の6ヶ国語。このうち国連職員が業務で使用するのがフランス語と英語です。

どちらも話せるに越したことはないのですが、応募条件としては、どちらかひとつで業務を遂行することができればOKです。

ただ国連公用語6ヶ国語のうち、英語・フランス語以外に話せる言語があれば選考時のプラスになるでしょう。

留学をしなくても、日本国内で英語やフランス語を勉強し、流暢レベルになることも不可能ではありませんが、留学には語学力取得だけではないメリットがあります。

それは世界各国の人たちと日々触れ合い、彼らの考え方を知り、交流と議論を深めることで、国連職員に欠かせない多国籍間コミュニケーション能力を培うことです。

国連職員に求められる学歴を、留学と組み合わせる

国連職員の高度専門職に応募するには、修士号以上の学歴を持っている必要があります。(ヤング・プロフェッショナル・プログラムは例外)

修士号と留学を組み合わせるには、

・学士号も修士号も海外で取る
・学士号を日本で取得し修士号は海外で取る
・学士号を海外で取り修士号を日本で取る

の3パターンがあります。

もちろん学士号も修士号も海外の一流大学で取れれば一番ですが、年齢的・経済的な理由から難しいという人も多いかもしれません。

そのためお勧めなのは学士号を日本で取り、修士号を海外で取るパターンです。

これだと学部生のうちに海外大学院のリサーチ、専門分野の確定、貯金など、留学に必要なさまざまなタスクをこなす時間が取れるためです。

また、海外大学院に在学中、もしくは卒業後に、現地国連機関でのインターンシップのチャンスが巡ってくるかもしれません。

留学先はどの国がいいのか

国連での業務上の公用語は英語とフランス語ですが、世界的に見て第2外国語としては英語を話す人が圧倒的に多いのが現状。そのため、留学先は英語圏に自然と絞られてくるでしょう。

もちろん、元々英語を流暢に話す人であれば、フランス語の習得のためにフランスに留学するという選択肢もあります。

国連職員採用に応募する前段階として、海外国連機関でのインターンシップをある種の留学と見なすこともできます。

その場合、インターンシップの募集がある国という視点で、留学先を決めることになります。

ただし、すでに英語かフランス語が流暢に話せること、期間中現地で生活できるだけの経済的余裕が必要です。

自分の目的別、また能力別に、どんな形態の留学が合っているのかを熟考してみることから始めてみましょう。