騎手の就職・採用募集状況

騎手免許の国家試験に合格すると、晴れて騎手になることができます。

騎手免許は、中央競馬会(JRA)と地方競馬全国協会(NAR)がそれぞれ交付します。そのため、騎手も、騎手免許の交付を受けると、JRAか、NAR、いずれかの所属となります。

美浦か、栗東の厩舎に就職する

JRAの場合、茨城県の美浦と滋賀県の栗東にトレーニングセンターがあります。騎手は、どちらかに所属し、その所属先が勤務地となります。

勤務地は、騎手本人の意思で決めることができます。現実には、その騎手の出身地に近い方へ所属するケースが多いようです。

騎手は、美浦と栗東のトレーニングセンターにある厩舎に所属します。そこで、平日は競走馬の調教やトレーニングを行っています。

昔は、騎手志望者が、最初からどこかの厩舎に所属し、ゼロから育てられましたが、現在の騎手は、ほとんどが競馬学校の出身者です。

その競馬学校では、最終学年の3年次に、生徒は厩舎に所属し、調教やトレーニングの技術指導を受けることになっています。

騎手免許を取得した後に所属するのも、競馬学校時代に実地研修した厩舎であることが目立つようです。

最近は、騎手になって数年間経つと、厩舎から独立して「フリー騎手」になるケースが増えています。しかし、「フリー騎手」といっても、中央競馬の騎手の場合、JRAとトレーニングセンターには所属しています。

地方競馬の騎手は各地の厩舎へ就職する

地方競馬の騎手は、まず、いずれかの地方競馬場に所属します。地方競馬場は、北海道日高町の門別競馬場から、佐賀県鳥栖市の佐賀競馬場まで15ヵ所あります。

どの競馬場に所属するかは、本人の自由です。やはり、出身地に近い競馬場を選ぶ騎手が多いようです。

地方競馬の騎手は、各競馬場に所属すると同時に、競馬場に所属する厩舎に所属します。どの厩舎に所属するかは、騎手の自由です。地方競馬教養センターの2年次に、実地研修を受けた厩舎を選ぶ人が多くなっています。

地方競馬で、騎手は、どこかの厩舎に所属していなければ、レースで騎乗できません。そのため、中央競馬のようなフリー騎手は存在しません。