気象予報士のやりがい

それぞれの仕事のやりがい

気象予報士と一口に言っても、資格取得後に就く職はさまざまです。

そのため、仕事のやりがいや魅力は人それぞれですが、どの企業に所属するとしても、気象データを処理し、客観的な予想を立てるという業務は同じです。

ここではさまざまな種類の気象予報士の実務を紹介しながら、天候と向き合うことのやりがいについてご紹介しましょう。

不確定なことを予想する楽しさ

気象予報士は膨大な気象データ、過去の統計をもとに未来の気象を予想します。

最近ではコンピューター解析を用いた精度の高い気象予報が可能にはなっていますが、確定的な気象情報というものは存在しません。

できるだけ予想の精度を高めるためには、データを細かく分析する粘り強さと経験だけが頼りです。

そうして導かれた予想が実際に当たったときの喜びは大きいでしょう。

また、気象は気温や湿度、前線の動きなどのデータの通りには必ずしも展開せず、ほんの少しの変化で大きく結果が変わります。

そういった意味では、日々異なる事象と対峙することができ、飽きが来ないという点も魅力の一つです。

人々の暮らしを支える喜び

気象予報士が発信している天気予報は、人々の暮らしを豊かにするための大切なエッセンスとなっています。

たとえば、日曜日の朝に「降水確率0%、暖かな一日になるでしょう」という天気予報が出たら、子どもたちは安心して公園に遊びに行くことができますし、家族で動物園や遊園地に出かけようとする人たちも増えるでしょう。

「来週はまとまった雨が降るでしょう」という天気予報が出ていたら、主婦は晴れているうちに洗濯物をまとめて洗ってしまうことができますし、農家は雨が降る前に農作物を収穫することができます。

天気というのは、常に人間の暮らしと密接に結びついているものです。

気象予報士の仕事は、天気予報を通して人々にほんのちょっと先の未来を教えることで、たくさんの安心や喜びをお届けしているのです。

気象予報士は、他の職業とは一味違う誇りとやりがいを感じられる職業といっても過言ではないでしょう。