気象予報士のつらいこと、大変なこと

時代に合わせた新たな知識を

気象予報士の資格は合格率が低く、いわゆる「難関資格」のひとつとして知られているものです。資格を取得するまでにはたくさんの勉強が必要とされています。

しかし、気象予報士は、この難関試験に合格して資格を取得した後も一生勉強を続けなければいけない職業です。

そもそも「気象」というものは、その年や地域によって大きく変わります。

とくに最近では地球環境の変化の影響もあり、夏場に記録的な猛暑が続いたり、大災害を引き起こすような大雨が降ったり、関東地方で大雪が降ったり…と、過去に経験したことがないような異常気象が続いています。

どうしてこのような気象になったのかという分析や、今後どのような気象が予測されるのかについてまだまだわかっていない点も多く、気象予報士たちは日々勉強をしたり意見交換をしたりしながら解明を続けています。

気象のプロフェッショナルとして活躍するためには、常に新しい知識を習得し続ける努力が欠かせないのです。

「国家資格だから」「安定した仕事に就けそうだから」という考えではなく、一生気象の勉強を続けていきたいという覚悟がなければやっていけない職業です。

不規則な生活リズムの大変さも

気象予報士はたくさんの知識を必要とする仕事である一方で、実は体力が欠かせない仕事でもあります。

気象条件は24時間265日、常に変化しています。

その内容によっては人間の暮らしや生命に多大な影響を及ぼすことがあるため、気象予報は絶えず行われているものであり、自分の都合で気象の監視や分析を休むことはできません。

そのため、気象予報業務を担当する人は、不規則な生活を送ることになりがちです。

シフトによっては夜出勤して働き、朝退社するということもあり、会社に泊まり込みで働くということも当たり前の世界です。

家族との時間が取りにくい、食事や睡眠のリズムが崩れるので疲れやすい、などの苦労をしている人も少なくないので、気象予報士をめざすのであれば知識だけではなくて体力もつけておいたほうがよいでしょう。