気象予報士の魅力

空を見上げる喜びを

気象について学ぶということは、私たちが暮らしている世界を取り囲んでいる自然環境について学ぶということです。

どうして空は青いのか、どうして雲は色んな形をしているのか、どうして梅雨には雨が降るのか、どうして雨上りには虹が出るのか、どうして冬には雪が降るのか…。

気象学を通してそういった疑問の答えを知るということは、空を見上げる楽しみが増えていくということでもあります。

気象予報士になることの最大の面白さは、まさにそこにあると言っても過言ではありません。

天気の移り変わりや自然の偉大さを目の当たりにするたびに、新たな喜びや感動を手に入れることができるのです。

気象予報士というのは、子どもの頃のような純粋な知的好奇心や探究心をめいっぱい感じることができる、ワクワクに満ちた職業なのです。

天気を通して時代を見つめる

今、私たちが生きているのは一体どのような時代なのでしょうか。これを知るためにはさまざまなアプローチがあります。

社会学から見つめる方法もあれば、政治学や経済学から見つめる方法もあるでしょう。文学や音楽から流行を垣間見ることもできるかもしれません。

気象予報士はこれに対して、気象学からアプローチすることができる仕事です。

「夏場の猛烈な暑さが増している」「ゲリラ豪雨が増えている」「竜巻の発生が増えている」といった断片的な事象を重ね合わせて分析していくことで、今の地球に何が起きているのかという大きな真実に近づくことができるのです。

気象の変化の背景には地球温暖化や砂漠化など、重大な問題が隠されていることも珍しくありません。このことにいち早く気付いて警鐘を鳴らすのも、気象予報士の大切な使命となります。

天気を通して今の時代を見つめ、これから私たちが何をすべきかを考えていけるということが、気象のプロフェッショナルである気象予報士の仕事の醍醐味といえるでしょう。