気象予報士の勤務時間・休日・残業

気象予報士の勤務時間は不規則

気象予報士は刻一刻と変化し続ける天候の情報を扱います。

そのため、朝夕の定時出勤・出社となることは少なく、残業などで不規則な生活になりがちと言われています。

最近では24時間更新されるインターネット上のウェザーニュースが身近なものになりましたが、そうしたサービスの裏側には深夜業務を行う気象予報士の労働があるのです。

時期によってはハードな勤務時間

気象予報士の勤務時間は季節によっても大きく変わります。

農業関連企業やビールメーカーなどにとっては夏場から秋にかけての気温・湿度・降水量などのデータが重要なので、やはりこの時期は非常に忙しくなります。

また、初春には桜の開花前線の情報分析があり、残業が多くなります。

日本は四季が非常にはっきりした土地ですので、時期によって忙しさが極端に違うことも珍しくありません。

盆正月にも働く人も

天気予報は24時間365日、いつだって休むことなく発信される情報です。

暑さや雨や雪など、ときには人命を左右するほど大切な情報となるだけに「土日だから休み」「お正月だから休み」というわけにはいきません。

そのため、気象予報士は世間一般のサラリーマンのように土日祝日に休暇を取るのが難しいという実情があります。

勤め先によっても違いますが、一般的にはシフト制で交代で休みを取っていて、平日が休みになることも多いようです。

大手の民間企業や国家公務員の場合は、長期休暇や有給が比較的取りやすい環境にありますが、中小企業で人手が少ない場合は、長期休暇を取ることも難しいでしょう。

また、休みの予定であっても、急に天候が変わって台風が直撃したり大雨が降ったりして災害が起きると、急きょ出勤しなければいけないということもあります。

自然相手の仕事だけに、思うように休めるわけではないということは覚悟の上で働く必要があります。

残業手当、深夜手当が充実した職場も

どうしても勤務時間が不規則になりがちな気象予報士ですが、企業によっては残業手当・深夜手当が充実した職場も見られます。

一般企業の総合職の延長などでなく、気象予報士を採用する枠をあらかじめ設けている企業の方が、そうした雇用条件に気を配っているケースが多いでしょう。

気象予報士の場合、勤務時間が不規則になりがちなので、サービス残業などを容認している企業はとくに敬遠すべきといえます。