棋士の資格と年齢制限

棋士とは

棋士とは原則、日本将棋連盟に属し、6級から始まる奨励会員を経て、四段以上になると棋士となります。棋士になると自動的に名人を頂点とするリーグ戦(順位戦)に属します。

それに対し、将棋連盟に属していないアマチュアの棋士(一般的にはこういう呼ばれ方をします)は正確には「選手」ということになり、「棋士」ではありません。

また女性においても、男性と同じステップを踏めば棋士になることは可能ですが、現在のところ残念ながら存在しません。「女流棋士」は将棋連盟の女流棋士会に属している棋士のことを指します。

また数年前には新たに将棋連盟とは別に独立した「日本女子プロ将棋協会」という組織ができ、そちらのほうにも「女流棋士」が存在します。

年齢制限

棋士は原則、奨励会という日本将棋連盟の棋士養成組織に入会します。そこで腕を磨き、段位をあげていき四段になると棋士になり、プロデビューを果たします。

ですが奨励会で段位を上げていく過程で関門となる年齢制限の壁があります。基本的には19歳までに入会し、そして26歳までにプロ棋士となる四段にならなければなりません(他にもさまざまな決まりがあります)。

なお一旦棋士になればいわゆる定年はありませんが順位戦の最下位リーグであるC2組でも成績が残せず降格すると、フリークラスという立場になり、棋士としての活動の柱である順位戦に参加できなくなります。

他の棋戦等で結果を残すことで昇格を目指すことになりますがそれが60歳を過ぎてからそのような状態になると「引退」となります。

つまり勝ち続けることができれば、年齢制限がなく極端に言えばいつまでも働くことができる数少ない「プロ」の一つです。70歳を超えても現役棋士として活躍している人もいます。