キックボクサーのトレーニング、訓練

キックボクシングの基本中の基本は構え方

スポーツは何でも同じですが、キックボクシングも、まず基本が大切です。

キックボクシングの基本中の基本といえば、構え方です。攻撃と防御、すべての動きがスムーズにできる構えが理想とされ、その基本ができなければ、パンチやキックを覚えても、なかなか強くなれないといわれています。

ところが、基本中の基本である構え方でも、日本のキックボクシングとタイのムエタイでは違っています。さらに、日本のキックボクシングでも、教える人によって構えの基本が違っているほどです。

大切なことは、教えてもらった構えをベースにしながら、自分にとって攻撃と防御がスムーズにできる独自のスタイルを確立していくことです。

ムエタイとキックボクシンはもちろんですが、キックボクシングの国内団体によってもルールや判定の基準が違っています。試合に勝つためには、ルールや判定の基準によって戦術や戦い方も変わります。

それを考えれば、基本の構えがそれぞれに違っても当たり前のことです。

基本の構えが違えば、パンチやキックの出し方も微妙に違ってきます。キックやパンチでも基本をベースにしながら、自分に合ったスタイルを見つけ出していくことです。

ふだんのトレーニングは実戦を想定して行う

ふだんのトレーニングは、サウンドバック打ちやミット打ち、シャドーボクシング、スパーリングなどが中心です。

これらのトレーニングを行う時は、常に攻撃と防御の基本を意識しつつ、実戦を想定した練習をすることです。

実戦を想定せず、単にパンチやキックを浴びせているだけでは、ストレス解消のための練習と変わりません。試合に勝つのが目標なら、キックとパンチのコンビネーションや攻撃と防御の連動性を考えて練習します。

強いキックボクサーほど、常に実戦を意識しながら練習しています。

スタミナ作りのためのロードワークと、キックやパンチにパワーをつけるためのウェートトレーニングも必要です。練習メニューの中にうまく組み込み、継続していくことが大事です。

体の柔軟性を身につけるとパンチやキックにキレがでる

ジムでは、通常、トレーナーに教えてもらいます。また、スパーリングのように相手のいる練習は、同じジムの所属選手と組んで行います。

試合が近づくと、現役のプロ選手や、元プロ選手で定期的に教えに来ているコーチに練習相手になってもらうこともあります。

練習の前後にストレッチングなどを入れて、体の柔軟性を養うことも大切です。体が柔軟になると動きにスピードとキレが出て、パンチやキックも威力が増します。

キックボクシングは、ランキングが上がると、対戦する相手も強くなってきます。それだけトレーニングのやりがいがありますが、攻撃や防御のテクニックが急激に上達することはありません。

ランキングが上がることを目標と励みにしながら、コツコツと努力することが大切です。