化粧品メーカー社員の就職、求人、採用の状況

新卒は定期採用が中心

化粧品メーカーでは、大きく分けて「新卒採用」と「中途採用」の2種類の社員採用試験を実施しています。

とくに、大手では会社の将来を担っていく人材として「総合職」を中心とした新卒採用に力を入れているところが多く、年に一度の採用活動で「数十人単位」といった比較的多めの人数を採用しています。

ただし、化粧品業界は人気が高めとなっているため大勢の学生が集まりやすく、採用試験はだいぶ高倍率になることも珍しくありません。

総合職は、たいていの場合、営業やマーケティング、商品企画、管理業務などに携わる「事務系」と、研究技術や生産技術などに携わる「技術系」の2つの区分で試験が実施されています。

いずれも基本的には大卒以上の学歴が求められ、各企業の採用ホームページや求人情報サイトを通じてエントリーする形が一般的なものとなっています。

ただし、技術系の場合は大手を中心に高等専門学校生を対象とした採用も実施されています。また、大学院に進んで専門知識や技術を深めてきた人も、比較的多く集まってきます。

中途採用に関しては人員が不足した際に不定期で行われることが多く、職種も「企画」「マーケティング」といった形で限定して募集されるケースが中心です。

この場合、即戦力として業務経験がある人が求められることが多々あります。

美容部員として働きたい場合

化粧品の製造から販売まで一貫して行う化粧品メーカーでは、百貨店などの店頭での販売促進やカウンセリングなどの業務を担当する「美容部員」を抱えているところが多くあります。

美容部員に関しては基本的に学歴がさほど問われず、大手メーカーでもたいてい高卒以上の人であれば応募できるようです。

ただし、高校生の場合は自分で求人を探してエントリーするのではなく、学校の就職課を通じて応募する形が一般的となっています。

美容部員の仕事

専門学校には通うべき?

化粧品メーカーへの就職を希望する学生のなかには、美容系の専門学校で学んだほうがよいのかと考える人もいるかもしれいません。

しかし、先に挙げた通り、総合職の社員として働くには「大学卒業以上」の学歴が求められることがほとんどです。

専門学校卒業生の場合、美容部員の仕事にしか応募できない可能性があるため、もしそれ以外の幅広い職種に就きたいと考えているのであれば、大学に進学したほうがキャリアの選択肢は広がるといえるでしょう。