検察事務官の現状と将来性

高まる検察事務官の人気

検察事務官は、国家公務員の中でも、ここ数年で人気が高まっている職業の一つです。

その背景には、長引く不況等による若者の安定志向、人気ドラマの登場人物に検察事務官が扱われたことなど、さまざまな理由があるようですが、いずれにせよ注目度の高い職業であることは間違いありません。

また、検察官になるには難関といわれる司法試験への合格が求められますが、検察事務官としてのキャリアを重ねることで、「内部昇任制度」によって副検事や検事になれる道があるというのも、検察事務官人気に火が点いている一つの理由となっているようです。

試験の倍率は5倍以上、年によっては10倍を超えることもあり、この仕事を目指すにはしっかりとした試験対策が必要になるといえるでしょう。

検察事務官の将来性

少子高齢化、過酷な労働環境、社会福祉問題など、さまざまな社会問題が取り沙汰されるこの混沌とした時代の中で、残念ながら犯罪がゼロになる、もしくは急激に減るといったことは考えにくいです。

そのような中、検察事務官は「社会の秩序を保つ」ために欠かせない大きな役目を担っているだけに、この先も仕事がなくなったり、社会的地位が下がることはないでしょう。

正義感と責任感を持ち、「明るい日本を創り出そう」と熱意を持って仕事に向き合える人にとっては、まさに天職といえるほどの誇りとやりがいを感じられるはずです。

国家公務員の中でも、その仕事内容は役所のような総務や会計だけではなく、犯罪捜査や罰金徴収などまで多種多様であることも、検察事務官の魅力といえるのではないでしょうか。