検察事務官の志望動機

検察事務官の実態を知る

近年、「検察事務官」という職業は、検察官や検察事務官をテーマにしたテレビドラマの影響などで、一般の人にも馴染みあるものになっているようです。

とはいえ、ドラマは脚色が入っていますから、そのイメージだけで検察事務官を目指してしまうと、「実態はだいぶ違った」ということにもなりかねません。

検察事務官を目指す気持ちを高めるためにも、そして採用試験の面接をパスするためにも、明確な志望理由を考えることは大切です。

検察事務官はそれなりに倍率が高く、漠然とした気持ちのままでは合格が難しいため、まずは検察庁の役割と、検察事務官の仕事を知ることから始めましょう。

なお、各地方検察庁等では「検察庁見学ツアー」を開催することもあるようです。理解を深めるためにも、タイミングが合えばそのようなイベントに参加してもよいかもしれません。

適性をアピールするチャンス

検察庁は、「社会の秩序を維持し明るい社会を保つため」に置かれた国の機関です。そして、検察事務官は国民のために働く国家公務員であり、さらには治安をつかさどる役目を担った「公安職」として、業務を遂行します。

志望理由では「検察事務官としてこんな仕事がしたい」という意志を示すのもいいですが、それを通して、検察事務官にふさわしい人物であることをアピールすることも大切です。

たとえば、人の役に立ちたいという「奉仕の精神」、社会正義のために働く「責任感」、罪を許さない「正義感」など。

検察官と二人三脚で犯罪捜査等に当たる検察事務官の仕事内容に絡めて、このような人間性を表現するなどです。

また、検察事務官は検事の補佐的な役回りが多くなりますので、人を支えるのが好きだったり、得意であることを、志望理由の一部にするのもいいかもしれません。

さらに、非常に厳しい道のりではありますが、キャリアを重ねていずれ副検事や検事を目指したいといった風に考えて、志望する人もいるようです。

志望動機に絶対的な正解はありませんから、検察事務官の仕事を正確に理解し、面接では自分の熱意をわかりやすく伝えられるようにしましょう。