検察事務官の苦労、大変なこと

検事のサポート役になる苦労

検察事務官は検事(検察官)の補佐的な役割を担うため、どうしても「何でも屋」のようになってしまう面があります。

たとえば、コツコツと情報を集めて資料をまとめたり、検事に変わってパソコンで調書を作成したりといったことです。

もちろん、それも大事な業務の一部なのですが、人によっては「雑用」と考えてしまうかもしれません。

自分が前に出て行動するよりも、人をサポートすることにやりがいを見出せる人でないと、ストレスを感じやすい可能性があります。

自分が苦労するかどうかは、ペアを組む検事との相性も大きいようです。厳格だったり、穏やかだったりと、一言で「検事」といってもさまざまなタイプの人がいます。

人と人の付き合いになりますので、相手に応じて柔軟に対応していくことも大切といえるでしょう。

強い「責任感」と「自覚」が求められる

検察事務官は、たとえ勤務時間外でも、検察事務官としての自覚を持って行動することが求められます。

たとえば、もし検察事務官がプライベートの時間に事件や問題を起こしたとなれば、それが一般会社員であった場合以上に、人々の目は厳しく向けられることになるでしょう。

それは、検察事務官が国家公務員であることはもちろん、世の中の治安維持に従事する「公安職」であるからです。

もちろん、オフの時間に羽を伸ばすことがダメというわけではありませんが、自らの職務の責任の大きさを認識し、強い自律心が求められることは確かです。

ミスが許されないプレッシャー

検察事務官は、検事とともに人の人生をも左右する重い仕事に携わっています。たとえば、捜査が甘かったがために「冤罪(罪がないのに罰せられること)」で起訴するなどは、絶対に許されることではありません。

常に真実を追究しなければならない。仕事を始めれば、そんな社会正義に関わっているプレッシャーがのしかかってくるでしょう。

いかなる場合でも、いい加減な気持ちで仕事に向き合うことはできません。責任感を持って、的確に、目の前の仕事を一つひとつこなしていくことが大事なのです。