検察事務官の1日

検察事務官の生活

検察事務官は、検察庁において基本的に平日(月〜金曜)の日中に勤務しますが、部署ごとにさまざまな仕事があるため、配属先によって生活スタイルは異なっているようです。

土日祝日は休みとされていますが、時には「日直」や「当直」といった休日勤務が入ることもあります。また、仕事が立て込んでいる時期には、業務を片付けるために出勤せざるを得ないこともあります。

検察事務官は「事務」という名前がついていても、1日中机に向かっているような仕事のイメージとは少し異なるかもしれません。

もちろん事務作業もあるのですが、外に出て忙しく動き回ることもあり、1日の流れは職場によってだいぶ異なるといえるでしょう。

捜査・公判部門勤務の場合

検察事務官の仕事の中でも、最も忙しいとされるのが捜査・公判部門です。

事件の捜査を行ったり、被疑者の取調べをしたりと、365日24時間、いつ起こるかわからない犯罪の解決に関わる仕事であるため、先が読めないところがあるようです。

犯罪が立て続けに起こってしまえば、どうしても遅くまで残業せざるを得ません。

なお、実際の業務では、検察事務官はあくまで検事の補佐を行います。たとえば、取り調べを直接行うのは基本的に検事で、検察事務官はその横で調書を取るということをすることが多くなります。

事務局部門勤務の場合

一方、事務局部門に配属された場合は、あまり不規則な生活にはなりにくいようです。

職員の人事や給与に関する事務処理を行ったり、文書の発送業務、検察庁における仕事に必要な機材・器具の整備等を担当するため、一般企業の事務の仕事のように、定時で帰れることが多くなるでしょう。

なお、検察庁によっては職員によるクラブ活動が盛んに行われているところもあるようで、余裕がある時は、業務時間外に仲間と汗を流したり、プライベートでリフレッシュする時間を大切にしている人もいます。

このように、同じ検察事務官といっても、担当する仕事によって1日の過ごし方は変わります。

一般の検察事務官は2〜3年で部門を異動するとされていますので、さまざまな経験ができると前向きに捉えることが望ましいでしょう。