検察事務官採用試験の難易度・倍率・合格率

国家公務員採用一般職試験について

検察事務官になるためには、まず「国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)」もしくは「国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)」を受けて、合格する必要があります。

国家公務員採用一般職試験では、第1次試験(筆記試験)と第2次試験(人物試験)が行われますが、検察事務官になれるのは、この試験合格者の中から各検察庁で実施される面接などをパスし、採用された人のみ。

とにもかくにも、国家公務員採用一般職試験に合格することが大前提なのです。

国家公務員採用試験の倍率

では、試験の倍率はどのようになっているのでしょうか。

平成27年度 一般職試験(大卒程度試験)

<平成27年度(全体)>
・申込者数:35,640人
・第1次試験合格者数:10,804人
・最終合格者数:7,347人
・倍率:4.9倍

このうち、検察事務官になるための試験区分「行政」の試験結果は、以下の通りです。

<平成27年度(行政)>
・申込者数:30,007人
・第1次試験合格者数:7,590人
・最終合格者数:5,137人
・倍率:5.8倍

平成27年度 一般職試験(高卒者試験)

<平成27年度(全体)>
・申込者数:12,483人
・第1次試験合格者数:3,387人
・最終合格者数:2,514人
・倍率:5倍

このうち、検察事務官になるための試験区分「事務」の試験結果は、以下の通りです。

<平成27年度(事務)>
・申込者数:11,266人
・第1次試験合格者数:2,790人
・最終合格者数:2,039人
・倍率:5.5倍

平成26年度 一般職試験(大卒程度試験)

<平成26年度(全体)>
・申込者数:35,508人
・第1次試験合格者数:9,116人
・最終合格者数:6,183人
・倍率:5.7倍

このうち、検察事務官になるための試験区分「行政」の試験結果は、以下の通りです。

<平成26年度(行政)>
・申込者数:30,173人
・第1次試験合格者数:6,360人
・最終合格者数:4,412人
・倍率:6.8倍

平成26年度 一般職試験(高卒者試験)

<平成26年度(全体)>
・申込者数:12,482人
・第1次試験合格者数:2,561人
・最終合格者数:1,902人
・倍率:6.6倍

このうち、検察事務官になるための試験区分「事務」の試験結果は、以下の通りです。

<平成26年度(事務)>
・申込者数:11,280人
・第1次試験合格者数:2,100人
・最終合格者数:1,529人
・倍率:7.4倍

平成25年度 一般職試験(大卒程度試験)

<平成25年度(全体)>
・申込者数:35840人
・第1次試験合格者数:9065人
・最終合格者数:6017人
・倍率:6.0倍

このうち、検察事務官になるための試験区分「行政」の試験結果は、以下の通りです。

<平成25年度(行政)>
・申込者数:30376人
・第1次試験合格者数:6539人
・最終合格者数:4382人
・倍率:6.9倍

平成25年度 一般職試験(高卒者試験)

<平成25年度(全体)>
・申込者数:9752人
・第1次試験合格者数:2273人
・最終合格者数:1715人
・倍率:5.7倍

このうち、検察事務官になるための試験区分「事務」の試験結果は、以下の通りです。

<平成25年度(事務)>
・申込者数:8807人
・第1次試験合格者数:1824人
・最終合格者数:1356人
・倍率:6.5倍

人気が高まる検察事務官

それ以前の年の受験結果を見てみると、平成24年度は大卒程度試験の場合(行政区分)、応募者33819人に対して、最終合格者が2147人、倍率15.8倍です。

また、高卒者試験の場合(事務区分)、応募者7354人に対して、最終合格者669人、倍率11倍となっています。

「行政」や「事務」区分は、国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験・高卒者試験)全体で見るよりも、若干倍率が高めとなっているようです。

この試験に合格すれば検察事務官になれるというわけではなく、合格者を対象に各検察庁において面接などが行われ、検察事務官へと採用される流れになっています。

テレビドラマ等で扱われた影響や、検察事務官から副検事や検事へステップアップできる可能性もあることから、ここ数年、検察事務官の人気は高まっているようです。

一方、検察事務官は定員も決まっているため、この先も倍率が一気に下がるといったことは考えにくいといえそうです。