研究者の給料・年収

専門職ならではの高収入

研究者は、その仕事の専門性の高さから、給料が高いことで知られています。

一般的に、この仕事に就くためには四年制の大学や大学院に進学して勉強する必要がありますし、在学中に留学をして専門分野の研究を深める人も珍しくありません。

相応の自己投資が必要なだけに、就職後にある程度の収入が望めるのは重要なことといえるでしょう。

研究機関や企業の給料の実態

それでは、具体的な給料の金額を見てみましょう。

国立の研究所の代表格ともいえる「理研」こと「理化学研究所」の2016年度の実績を見てみると、研究職の給与は、年俸制で毎月487万円(社会保険料、税込み)となっています。

さらに、通勤手当や住宅手当が加算され、研究費が一年間に100万円割り当てられます。

大学の研究者は、勤めている大学の規模、国立か私立か、本人の実績や年齢などによって給料の金額は大きく異なりますが、年収800万円〜1000万円ほどになることが多いようです。

大学教授の仕事

大学の場合、「教授」「准教授」「講師」「助手」などの役職があり、「講師」や「助手」の場合は研究者というよりも教授や学生のサポート業務がメインになります。

収入も教授や准教授に比べると低くなりますが、ひとつの学部や学科における教授の人数は限られているので、ポストが空くまでは数年間「講師」や「助手」としてチャンスを待つことも必要なのです。

民間企業の場合、研究者の年収は他の職種の社員の年収とそれほど変わらないのが一般的です。

研究者の副収入も

研究者には、所属している研究機関や企業からの給料以外の副収入が入ることがあります。

それが、書籍の印税やシンポジウムの講演料、あるいはメディアの出演費です。

特定の分野において第一人者といわれるような研究者の場合、本の出版や講演やテレビ出演の依頼があとをたちません。

研究に支障がない範囲でこのような活動を行う研究者も多く、貴重な収入源となっていることがあります。