研究者の就職先、活躍の場

研究所で活躍する研究者

研究者は、どのような組織や企業で活躍しているのでしょうか。ここでは、研究者の主な就職先について見てみましょう。

まずは、国立の研究所です。

代表格は、世間でも「理研」という名前でおなじみの、理化学研究所でしょう。

正式な名称は「国立研究開発法人理化学研究所」で、日本で唯一の自然科学の総合研究所として社会貢献度の高い研究を行っています。

研究分野は物理学・工学・化学・計算科学・生物学・医科学と幅広く、日本でもトップクラスの研究者が集まる研究機関といっても過言ではないでしょう。

この他にも「産総研」と呼ばれる国立研究開発法人産業技術総合研究所、「NIMS(ニムス)」と呼ばれる国立研究開発法人物質・材料研究機構もあります。

また、文系の研究所としては「国立国語研究所」や「経済産業研究所」などがあります。

大学で活躍する研究者

研究所以外の研究機関としては、国立大学や私立大学など各大学の研究室があります。

研究者というと理系のイメージが強いかもしれませんが、文系の研究者も数多く活躍しており、文系の場合は「文学」「語学」「史学」「哲学」「心理学」などの分野があります。

大学の研究者は「教授」や「准教授」という役職になり、学生への指導と並行して研究活動を続けることになります。

民間企業で活躍する研究者

民間企業で技術開発などの研究を担当する社員は、どのような企業で働いているのでしょうか。

一例としては、食品メーカーや化粧品メーカー、医療器具メーカーや製薬メーカー、自動車メーカーや化学メーカーなどがあります。

大手のメーカーの場合は、研究機関だけを独立させて子会社や関連会社にしている場合もありますが、いずれにしても就職試験の時点で「研究職」「技術職」「開発職」などの名称で職種別に採用されるのが一般的です。

就職する企業によって専門分野が大きく異なるため、就職にあたっては自分の知識や興味関心を生かせるかどうかのマッチングが何よりも重要です。