健康運動指導士が勉強すること

身体や栄養まで幅広く学ぶ必要がある

健康運動指導士になるためには、運動そのものだけでなく、身体や栄養など幅広い専門知識を身に付ける必要があります。

また、得た専門知識を生かして対象者に適切な運動プログラムを提供したり、実際に指導したりするための能力も高める必要があります。

たとえば、養成講習会において健康運動指導士が学ぶ内容は、主に以下のものがあります。

健康管理概念、健康づくり施策概論

健康の概念や制度、生活習慣病概論と特定健診・保健指導介護予防概論、健康運動指導士の社会的な役割、健康にまつわる社会環境の整備など、健康運動指導士として知っておくべき基礎的な内容

運動プログラムの実際

運動プログラム作成の基本、メディカルチェックの重要性、服薬者の運動プログラム作成上の注意、生活習慣病に対する運動療法プログラム作成実習など

運動生理学

呼吸器系、循環器系、脳・神経系、骨格筋系、内分泌系と運動の関わり、運動と免疫能、環境と運動

健康づくり運動の理論

筋パワーと筋持久力を高めるための運動条件とその効果、全身持久力を高めるための有酸素性運動、女性の体力・運動能力の特徴と運動、加齢に伴う体力の低下と運動など

体力測定と評価

体力と運動能力の測定法、高齢者の体力測定法(全身持久力)、介護予防に関する体力測定法とその評価、身体組成の測定など

健康づくり運動の実際

ウォームアップとクールダウン、ストレッチングと柔軟体操の実際、ウォーキングとジョギング、エアロビックダンス、水泳・水中運動など

救急処置

救急蘇生法、外科的応急処置

栄養摂取と運動

食生活と健康運動、消化と吸収の機構、栄養素の機能と代謝

講義と実習の2本立て

このようなこと以外にも、養成講習会で学ぶことはいくつかあります。

また、カリキュラムは科目によって「講義」と「実習」の2本立てで構成されており、ただ知識を習得するだけでなく、現場で実践できることを目的としたものとなっています。

健康運動指導士認定試験は、養成講習会のカリキュラムに沿った内容となっています。

出題範囲が広いため、日々こつこつとした勉強が欠かせません。