健康運動実践指導者に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

健康運動実践指導者に向いている性格・適性

身体を動かすことが好き

健康運動実践指導者は、子どもからお年寄りまで幅広い世代の人々に運動の実技指導を行うため、まず自分自身が身体を動かすことが好きな人に向いている仕事だといえます。

活躍の場も、アスレチッククラブやフィットネスクラブなどが中心となっていくため、運動が好きだったりスポーツそのものに興味があったりする人には適性があります。

決して運動神経が抜群でなくてはならないわけではありませんが、プログラムに基づいた運動内容を実践していくためには、しっかりと体を動かし、見本を見せられるだけの身体能力は必要でしょう。

健康や人体に興味がある

現場で健康づくりのための運動指導をしていくにあたっては、生理学や解剖学といった、身体にかかわる専門知識をも理解しておく必要があります。

健康運動実践指導者になるための勉強でも、人体のしくみやはたらき、筋肉の動きについての知識を深めていくことになります。

したがって、身体そのものに興味関心がある人に向いている仕事だといえます。

また、健康運動実践指導者は運動だけではなく、栄養なども含めた健康づくりに必要な知識を幅広く習得していくことになるため、健康への意識が高い人ほど適性はあるといえるでしょう。

健康運動実践指導者になるには? 必要な資格は?

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健康運動実践指導者に必要なスキル・能力

指導力

健康運動実践指導者は、実際に指導現場に出る機会が多くあります。

人と接する時間が長く、また健康状態が異なる一人ひとりに指導をすることから、多くの人に何かを教えたり伝えたりすることが好きな人に向いているといえます。

たとえ相手がすぐに教えた内容を理解できなくても、根気強く説明をして、わかりやすい手本を見せることができるかどうかが重要なため、指導力も求められます。

思いやりの心

働き始めると日々たくさんの人と接することになりますが、いつでも相手を思いやることができなくては仕事を進めることはできません。

指導を受ける対象者は、もともと運動が苦手だったり、身体を動かすことが嫌いだったりする人も多いです。

健康運動実践指導者となる人は、もともと運動に興味があったり、身体を動かすことが好きだったりする人が大半ですから、こうした人たちの気持ちもしっかりと汲みとらなくてはなりません。

「どうして運動が苦手なのか?」「どうしたら楽しく体を動かしてもらえるか?」と一人一人の体調や心理を踏まえ、考え工夫しながら実践していく必要があります。

「運動の楽しさを伝えたい」と自然に思えるような人には、健康運動実践指導者としての十分な適性があるといえるでしょう。

健康運動実践指導者に向いていないのはどんな人?

健康運動実践指導者が接する相手は、ケガや病気、老化などにより多くの場合身体の不調を抱えています。

相手の心に寄り添いていねいに接することはもちろん、常に明るく元気な印象を与えられる人でなくては、対象者も身体を動かそうという気持ちにはならないでしょう。

どのようなときも明るく、元気でいること、自分自身の体調のことも気遣える人でなくては、この仕事は務まらないでしょう。