検事の魅力

職に就くきっかけ

検事になりたいと思うきっかけは人それぞれですが、そこに「検事の魅力」という答えがあるかもしれません。もちろん、現実とは違う部分があるのですが、まったく的外れではありません。

昔は検事という仕事そのものが認知されていなかったように思いますが、最近ではゲームなどで取り上げられ、多くの子供も「検事」という職業を知るようになりました。

そのようなイメージで、「悪者をやっつける正義の味方」の職業だから検事になりたいと子供の頃から思い、実際に検事になっている人もいます。

また、法科大学院に入学した後や司法試験の合格後、出身校や研修先の検事から誘われて就職を考える人もいます。その場合、もちろん検事の仕事の魅力や、やりがいを聞くことによって職に就こうと思うわけです。

とはいっても飲みながら話を聞くうちに、ある種楽しそうな職場だと思って興味がわくことも多いようです。

検事の職場では、意外にも結構頻繁に飲み会が開かれ、豪快に飲む人も多くいます。体育会系のノリが好きな人は、こういう職場も良いかもしれないと思ったりするようです。

企業への就職でも、職場のカラーがあうかどうかは大切なポイントですから案外正しい判断方法かもしれません。

ただし、よく飲むのは決して暇なわけではありません。仲間を大切にし、激務を乗り切るために、仕事外のコミュニケーションも必要ということでしょう。

正義の番人

実際の仕事は書類の精査や、書類作りなどのデスクワークが大半を占め、法廷で派手に悪人と対峙するなんていうのは実際の検事像とは少し異なります。

とはいえ、日本の刑事事件を捜査し、裁判所に起訴するかどうか決めることができるのは検事だけです。犯罪に立ち向かい、結果として多くの人の人権を守っている正義の味方であることは疑いようのない事実です。

子供の頃思ったほど単純な形ではないかもしれませんが、正義を守る仕事はやりがいと魅力のあるものです。

日本の治安を守る誇り

専門性があり、やりがいがある仕事だからこそ間違いがあっては困ります。何しろ犯罪についてどのように処分するのが妥当か、決定する大きな権力を与えられているのです。

間違いが起こらないためには、検事の組織内で、正しく権力を行使できるようチェックを行う必要があります。そのため、職場で一人勝手な行動はできないような体制になっていますし、上下関係もあります。ある種、組織の歯車と言えるかもしれません。

しかし、それは日本の法律や治安を守るため無くてはならぬ大切な歯車です。その誇りがあるからこそ、忙しくて大変な仕事でも仲間と一緒にやっていけるのだと思います。