県議会議員の学歴、大学、学部

県議の仕事に役立つ学部

県議会議員(県議)は学歴不問の職業。大卒などの高学歴でなくても、県議職に就けます。

しかし県議の仕事を行う上で、学んでおいたほうがいい分野はあります。法学、政治学など県議職とつながりの深い分野です。

県議の重要な仕事の一つとして、県にとっての法律といわれる「条例」の制定や改正があります。ですから、法律をテーマとする法学を学ぶ意義があるわけです。

一般に、法学では、社会の規則である法律について基礎から学んで深く理解し、その正しい用い方を研究します。

また政治学では、政治学の理論や歴史に加え、国際・国内・地方政治など局面ごとに政治をとらえ、学びます。法学、政治学は、主に大学の法学部や政治経済学部などで学べます。

政策提案力を磨く。大学以外の道もあり

そしてもう一つ、検討すべき学部として挙げたいのが、政策創造学部、総合政策学部などの政策系の学部です。

政策系の学部では、扱う分野を限らず、政治、社会、ビジネスなど多様な分野で起きる問題の解決策を見出す力を磨きます。

自治体に一定の権限が与えられるようになった昨今、県議をはじめとする地方議員には「どんなビジョンを掲げ、その実現のためにどんな課題をどう解決するか」という政策提案力が問われるようになってきたといいます。

この力は、政策系学部での学習で鍛えられそうです。

また、政策研究については、大学院の政策創造研究科、公共政策研究科などでも学べます。

平日の夜や土曜日に通学するタイプの大学院は少なくないので、日中通学できない場合や社会に出てから学びたい場合に活用できます。

なお、大学によっては、国際社会や政治、地域経済や地方政治・自治についての指導や研究に熱心だったり、現役地方議員を講師にした授業を行ったりするところもあれば、多数の国会議員や地方議員を輩出している民間の政経塾での研修や、政治の現場を体験できる議員事務所でのインターンシップを実施しているところもあります。

各大学の個性を見極めて、自らに合った学びの場を選び、より良く学んで行きたいところです。