建築士の志望動機

建築士としての目標を明確に

建築士として就職する場合、個人の建築・設計の事務所から大手の不動産会社まで幅広い選択肢があります。こうした企業の就職試験を受ける際には、必ず志望動機を聞かれる機会があります。

「自分がなぜここで働きたいのか」を語る上では、その企業の手がけた建築物への自分なりの思いや、その企業の理念への共感などのエピソードをまじえることが大切です。

たとえば「貴社の設計する一戸建ての注文住宅は木の温もりを大切にした木造住宅が多く、あたたかくて心地よい生活空間に魅力を感じました。私自身も木造住宅で生まれ育って親しみを感じていることからかねてから木造設計のスペシャリストをめざしたいと思っており、貴社での設計の仕事に大変魅力を感じました」というような志望動機です。

企業の建築物への思いと自分のめざす方向性を絡ませることで自己PRにもつながります。

自分なりの経験や思いをPR

大手の不動産会社の場合は、都市計画や駅前の再開発など大きな案件を抱えていることも多いため、こういった案件に対して自分がどのように関わりたいかを強くアピールすることも大切です。

たとえば「私は大学時代、都市計画について研究しており、一年間イギリスに留学をしながら海外の都市計画法について学びました。貴社が担当している○○市の再開発プロジェクトにはこの経験が必ず活かせると確信し、志望いたしました」というような志望動機にすると、自分の経験や思いを印象付けることができます。

あるいは、建築の世界においては「特定の建築士に憧れて」ということもあるでしょう。憧れの建築士と同じ事務所で働きたい場合は、その人の歩みや今までの建築物をしっかり研究してから受験することが大切です。

どういうところに感動や共感をしたのか、自分はどんな建築士になりたいのか、自分の言葉でしっかりと表現できるようにしてから試験に臨みましょう。