建築士会とは

建築士会の役割とは

日本で働いている建築士の多くが、「建築士会」と呼ばれる会に参加しています。「建築士会」というのは、「日本建築士連合会」の略称のことで、この会は建築士がお互いに知識を深めたり技術を身につけたりするためのネットワークとして重要な役割を果たしています。

主な活動内容のひとつが、講習の実施です。建築に関して豊富な経験を持つ講師による研修や講習会を行い、建築士が研さんを積む場の提供をします。

また、情報誌を発行したりインターネットで情報を公開したりして、建築士どうしのコミュニティを強化する役割も果たしています。

さらに、一般の方向けの建築相談に乗ったり、地域の景観やまちづくりを応援するための活動をしたりして、建築を通して社会貢献することをめざして活動しています。

「建築士会CPD制度」とは

建築士会が行う活動のひとつに、「建築士会CPD制度」というものがあります。これは、建築士としてコンスタントに研さんを積んでいる人を建築士会が認定する制度です。

簡単に言うと「建築士の資格を取ったあとも知識や技術を磨くために努力を続けている建築士です」ということを客観的に証明するためのひとつの手段になります。

具体的には、建築士会が認定した講習会の研修プログラムに出席し、その出席の履歴に基づいて建築士会が証明書を発行する仕組みになっています。CPD制度への参加は強制ではなく、個人の判断によって参加不参加を決めることができます。

しかし、自分が建築士として研さんを積んでいることを示すための有効な手段であり、施工主からの信頼を高めることができる効果があると期待されています。

実際に、現在多くの行政機関等が工事入札等において建築士会の発行する証明書を加点等評価の対象としています。