建築士試験の難易度・合格率

建築士試験の難易度

建築士の試験は難関

建築士の試験は合格率が低く、大変難しいことで知られています。建築士の資格は、1級建築士、2級建築士、木造建築士の3つに分かれており、受験資格もそれぞれ異なります。

まずは、建築士をめざす人の多くが最初に受けることになる「二級建築士」の試験の合格率を見てみましょう。

二級建築士の試験では、最初に学科の試験が行われ、建築計画・建築法規・建築構造・建築施工についての知識を問われます。

この学科試験の合格者のみ、第二段階である設計製図の試験を受けることができ、設計製図の試験に合格できれば無事に二級建築士になることができます。

平成26年の試験の合格率を見てみると、学科試験は20,788人の受験者のうち7,881人が合格しており、合格率は37.9%です。

さらに設計製図の試験では10,573の受験者のうち5,842人が合格しており、合格率は55.3%です。全体としての合格率は24.3%になります。

二級建築士試験の受験者数

平成27年度の二級建築士試験の受験者数は、学科19,940人、製図9,456人、総合23,680人となっています。全体としての受験者数は減少傾向にあります。
二級建築士試験受験者数_27

二級建築士試験の合格率

平成27年度の二級建築士試験の合格率は、学科30.1%、製図54.0%、総合21.5%となっています。
二級建築士試験合格率_27

平成27年度 二級建築士(学科の試験) 受験資格別合格者

二級建築士(学科の試験)受験資格別合格者_27

平成27年度 二級建築士(学科の試験) 職域別合格者

二級建築士(学科の試験)職域別合格者_27

平成27年度 二級建築士(学科の試験) 職務内容別合格者

二級建築士(学科の試験)職務内容別合格者_27

平成27年度 二級建築士(学科の試験) 男女別合格者

二級建築士(学科の試験)男女別合格者_27

平成27年度 二級建築士(学科の試験) 年齢別合格者

二級建築士(学科の試験)年齢別合格者_27

さらに難しい一級の試験

次に、二級建築士よりもさらに難しくなるとされる「一級建築士」の合格率を見てましょう。

一級の試験も二級のときと同じように「学科」と「設計製図」の2種類の試験があり、学科試験の合格者のみが設計製図試験を受けることになります。

過去の試験における合格率は以下の通りです。

平成27年

学科:18.6%
製図:40.5%
総合格率:12.4%

平成26年

学科:18.3%
製図:40.4%
総合格率:12.6%

平成25年

学科:19.0%
製図:40.8%
総合格率:12.7%

平成24年

学科:18.2%
製図:41.7%
総合格率:12.4%

平成23年

学科:15.7%
製図:40.7%
総合格率:11.7%

どの年も総合格率が1割ほどしかないことを考えても、一級建築士の試験の難易度の高さがうかがえます。

とくに、まずは学科をクリアすることのハードルが高いことが特徴です。何年にもわたってチャレンジを続け、ようやく合格するという人も多数いるといわれています。

平成28年度 二級建築士試験の概要

試験日 学科の試験:平成28年7月3日(日)
設計製図の試験:平成28年9月11日(日)
受付期間 過去に受験したことがある者:3⽉14⽇(⽉)〜3⽉29⽇(火)
初めて受験する者:4⽉7⽇(⽊)~4⽉11⽇(⽉)
試験地 各都道府県
受験資格 ・大学(短期大学を含む)又は高等専門学校において、指定科目を修めて卒業した者
・高等学校又は中等教育学校において、指定科目を修めて卒業した者(建築実務の経験年数3年以上)
・その他都道府県知事が特に認める者(建築実務の経験所定の年数以上)
・建築に関する学歴なし(建築実務の経験年数7年以上)
試験内容 学科の試験
五枝択一式
学科Ⅰ(建築計画)及び学科Ⅱ(建築法規)(3時間)
学科Ⅲ(建築構造)及び学科Ⅳ(建築施工)(3時間)
設計製図の試験
あらかじめ公表する課題の建築物についての設計図書の作成
設計製図(5時間)
合格率 21.5%(平成27年)
合格発表 学科の試験:平成28年8月23日(火)
設計製図の試験:平成28年12月1日(木)
受験料 16,900円
詳細情報 公益財団法人建築技術普及センター